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社会が成熟し、テクノロジーが進展するにつれ、顧客や従業員は企業や社会に対して、物質的充足ではなく精神的充足を求めるようになってきました。そのような中、自社の「パーパス(存在意義)」を見つめ直す企業が増えており、パーパスを基軸にした経営が、ステークホルダーを惹きつけ、選ばれ続ける存在であるためのキーポイントとなりつつあります。パーパス経営の具体的なメッセージとしては「社会課題の解決」や「社会への価値提供」などが主であり、そのための具体的なアプローチとして「ステークホルダーの幸福」を標榜する企業は少なくありません。「幸せ・ウェルビーイング」は、今や企業にとって真剣に向き合うべきテーマとなっています。
PwCもまた「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」を自らのパーパスとして掲げ、これを実現するためのアプローチとして、顧客や従業員のウェルビーイング向上にも取り組んでいます。そしてその取り組みを通じ、ステークホルダーの幸福度向上がパーパスの追求において重要な役割を果たすことを実感しています。またPwCコンサルティングは業界に先駆けて、「幸せ・ウェルビーイング」を起点に全社企業変革とパーパス経営を支援するサービス「ウェルビーイングトランスフォーメーション (WX)」に取り組んできました。
そして2022年6月、これらサービスの提供や外部有識者・企業との協業、幸福度にまつわる調査やプロジェクトを通じた独自の知見の蓄積を加速させるべく、企業経営を通じた社会における幸せの創造を追求する「幸福度イニシアチブ(Happiness and Well-being Design Initiative)」を立ち上げました。私たちは、PwC JapanグループやPwCグローバルネットワークのメンバーファームと協働し、ネットワーク内に存在する経営アジェンダや業界の知見のさらなる共有、多様なプロフェッショナルとの共創を促進することで、投資家や顧客、従業員をはじめとするあらゆるステークホルダーの「幸せ・ウェルビーイング」の向上を支援し、クライアントのパーパス経営実現に貢献します。
パーパス経営とはすなわち、企業が経済的価値と社会的価値を同時に創出することであり、投資家はもとより顧客や従業員、その他のステークホルダーに対する価値を最大化する「ステークホルダー資本主義」の実践を意味します。こうした哲学のもと、PwCコンサルティングは「幸せ・ウェルビーイング」を起点としたウェルビーイングトランスフォーメーション(WX)の提供を通じて、自社・ステークホルダー・社会の「三方良し」を実現し、社会的価値(顧客・従業員をはじめとするステークホルダーの幸せの追求)と経済的価値(企業の利益の追求)の最大化を目指しています。
本イニシアチブを通じ、私たちは以下の取り組みを推進します。
ウェルビーイングトランスフォーメーション(WX)の具体的なアプローチには、対消費者、対従業員、対全社の3つの切り口があります。対消費者の視点では、特に消費者との長期的でサステナブルな関係性を築くことが重要となる業種で親和性が高く、対従業員の視点ではあらゆる業種に親和性があります。
幸福に関する共同研究をはじめ、豊富な知見を有する外部企業や研究機関と積極的に協業し、最先端の研究成果やソリューションの創出に努めています。
独自の「幸福度調査」を断続的に実施し、幸福度とビジネスの関係性について研究を進めています。調査結果の一部をご覧いただけます。
幸福に関する研究の内容を書籍にまとめています。
「幸福度マーケティングインサイト」では、PwCコンサルティング独自の幸福度調査、およびコンサルティング経験に基づき多様なインサイトを発信しています。
幸福度イニシアチブの活動は、PwCのパーパス「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」を体現する取り組みでもあります。クライアントのみならず、私たち自身がパーパス経営を推進する上で大切にしていることを紹介します。
PwCコンサルティングの多様なプロフェッショナルが、幸福度イニシアチブおよびウェルビーイングトランスフォーメーション(WX)を推進しています。
谷口 智彦
マネージャー, PwCコンサルティング合同会社