空き家の価値向上を支援する不動産仲介プラットフォーム Virtual Vintage Residence Lab

空き家問題の解消に向けた第一歩

総務省の統計*によると、2018年時点で日本全国に848万戸の空き家が存在し、空き家率は13.6%に上っています。空き家の増加は景観や治安の悪化などの問題にもつながり、社会問題に発展しています。一方、空き家の売買を仲介する不動産業者にとっては以下のような課題があり、その販売が難しくなっています。

空き家の増加 は景観や治安の悪化などの問題にもつながる

空き家が抱える特徴と不動産業者にとっての課題

  • 物件の見栄えが悪く、リフォームしてから流通させたいが、完成までに数週間から数カ月の期間を要してしまう。また、追加の費用が必要になるため、物件オーナーからリフォームの了承を取り付けることが難しい
  • 新築物件や流通しやすい他の物件と比べて価格が安く、仲介手数料も低くなり、収支が割に合わない(費用対効果が悪い)
  • 住宅オーナーに値下げを勧めるが、理解してもらえない
  • 遠方にあるため、物件撮影の対応や内見対応で現地を何度も訪れることができない

空き家が増加する要因として挙げられるこれらの課題の解決にはその価値を高めることが重要と考え、PwCコンサルティングはAIやVRといったテクノロジーを活用して空き家の魅力を引き出す不動産仲介プラットフォーム「Virtual Vintage Residence Lab」を開発しました。

Virtual Vintage Residence Labの特長

Virtual Vintage Residence Labは、物件購入検討者が壁紙や床材の変更などをバーチャル空間で行えるVRツールを搭載しています。不動産会社などが持つ物件情報にリフォームのための建材・インテリアなどの情報を加え、カスタマイズ後のイメージを描画できるツールをユーザーに提供することで、物件と購入検討者間の売買マッチングの精度を向上し、空き家問題の解決への貢献を目指します。

  1. 3Dモデリング、AI/VR技術の活用による物件への興味喚起
    PwCが独自開発したAI/VRツールにより、リフォームをバーチャル空間で試行できるため、物件への興味喚起につながります。
  2. リフォーム概算金額を即時に試算
    資材調達や工事費といった物件のリフォーム費用を試算することが可能です。購入検討者は総額を具体的にイメージしながら物件購入を検討でき、物件情報提供者は成約確度の高い問い合わせが期待できます。
  3. インターネット上での住宅リフォームシミュレーション機能
    インターネット上でもリモート内覧やリフォームシミュレーションが可能なため、オンライン環境であれば場所を問わず内覧することができます。また、物件情報提供者は、どのユーザーがいつどのようなタイミングで物件情報にアクセスしたかを参照できるため、追客業務の効率化にもつながります。なお、リモート内覧用の物件撮影の代行もオプションサービスとして提供可能です。
Virtual Vintage Residence Lab

* 総務省統計局 平成30年 住宅土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計


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主要メンバー

桂 憲司

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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沼田 裕明

マネージャー, PwC Japan合同会社, PwC Japan

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