
トップランナーと語る未来 第12回 一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 後藤宗明氏、株式会社Cキューブ・コンサルティング 西原立氏
第12回は、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事の後藤宗明氏と株式会社Cキューブ・コンサルティング代表取締役の西原立氏を迎え、PwCコンサルティング 代表執行役CEOの安井正樹と、個人が企業、地域、社会の成長に貢献できる人材となるうえで重要な視点、また、そのような人材を組織内に増やすための取り組み方について議論しました。
ProFuture株式会社とPwCコンサルティング合同会社によるピープルアナリティクスに関する活用動向調査が第6回を迎えました。日本企業202社を対象に実施した今回のサーベイでは、人材データの分析にどの程度関心を持ち、どう活用し、どのような課題に取り組んでいるのかを調査しました。
本レポートでは、サーベイ結果を基に、人材データ分析における各企業の成熟度や抱える課題を可視化するため、「データ分析の高度化」と「活用データの多様性」という軸に基づいて企業を4つにグルーピングしました。「データ分析の高度化」の軸は人材データ活用の成熟度を示し、データからより多くの示唆を得られるレベルの高い分析を行っていることを、「活用データの多様性」の軸は従来型の人事基幹システムのデータだけでなく、昨今利用可能になっているワークスタイルデータなど新たなデータを活用していることを示します。ピープルアナリティクスの先進性を測る際に、分析の深さだけでなく、多様なデータを意思決定に活用できるかが一層重要になると考え、これらを各企業の成熟度を分析する主軸としました。調査結果から明らかなように、ピープルアナリティクスの先進企業は確実に増加しています(図表1)。
図表1:「Q:貴社において、人材データ分析を行うにあたり、どのようなデータを活用しているかお答えください。(複数選択可)」という設問への回答にて「パルスサーベイ」「健康関連情報」「ストレスチェック情報」「SNSに関連する情報」のいずれか1つ以上を回答した企業を「多様なデータ活用企業」としている。また「Q:貴社において、これまで実施したことがある人材データ分析の内容について、下記よりお答えください。(複数選択可)」という設問への回答にて「人材マネジメントに関する特定の指標について、多変量解析などの統計手法を用いて、要因分析や予測分析を実施」と回答した企業を「高度な分析実施企業」としている。両定義に当てはまる企業を先進企業として集計した。(全企業:2018年 n=312、2019年 n=236、2020年 n=202)
また、ピープルアナリティクスの先進企業に見る主要な傾向として3つの動向を捉えることができました。
本サーベイは、先述した先進企業の3つの動向とともに、「ピープルアナリティクスの経営効果をより高める4つのチャレンジ」も紹介し、ピープルアナリティクスに取り組んでいる先進企業2社の事例を掲載しました。加速するデータドリブンHRへの期待と顕在化する課題感に対して、各企業がどのようなアプローチで取り組んでいるのかを知るための一助となれば幸いです。
第12回は、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事の後藤宗明氏と株式会社Cキューブ・コンサルティング代表取締役の西原立氏を迎え、PwCコンサルティング 代表執行役CEOの安井正樹と、個人が企業、地域、社会の成長に貢献できる人材となるうえで重要な視点、また、そのような人材を組織内に増やすための取り組み方について議論しました。
第11回は、金沢大学 融合研究域 融合科学系 教授 金間大介氏を迎え、PwCコンサルティングのディレクター東海林崇とマネージャー池田真由が、労働力減少問題の課題先進業界である「福祉・介護」業界における今後の人材獲得戦略を議論しました。
DX推進では内部人材の変革・育成が鍵となります。本稿では、DX人材アセスメントサービスでの1万人超の支援実績をもとに、日本企業におけるDX人材の傾向と課題を分析し、経営戦略と人材施策を連動したDX推進のための包括的アプローチについて議論します。
国内においても、ピープルアナリティクスを通じて、人事部門が事業価値を高める役割を果たし始めています。7回目を迎えた最新版のピープルアナリティクスサーベイでは、特に先進的な取り組みを行う「次世代企業」の特徴と、さらなるチャレンジについて考察します。
PwCコンサルティング合同会社は、2025年7月16日(水)より、表題のイベントをオンライン配信します。
本セミナーは、2025年6月24日(火)に株式会社ビジネス・フォーラム事務局が主催したセミナーのオンデマンド配信です。
東京大学とPwC Japanグループは未来を創出する経営人材育成を目的に全国の大学の学部生・大学院生を対象にサマープログラムを実施しています。2025年度は受講対象を「全国の大学の学部生・大学院生」へと拡大しました。ビジネスとテクノロジーの双方について理解しながら、ビジネスアイデアを企画・推進し、企業を目指すための力を一緒に学べる講座です。 申込期限:2025年8月4日(月)※2025年8月4日(月)14:00までにID登録が必要です。
PwCコンサルティング合同会社は5月30日(金)より、表題のセミナーをオンデマンド配信します。