
サークルエコノミー財団CEOと語る「循環経済とSX」の実現アプローチ【後編】大胆なリーダーシップと次世代の視点が、真のブレークスルーを起こす
サークルエコノミー財団CEOのイヴォンヌ・ボジョー氏とPwC Japanグループの中島崇文が、サーキュラーエコノミー(循環経済)とSX(サステナビリティトランスフォーメーション)実現に向けた具体的な道筋を語ります。
顧客管理(Customer Due Diligence:以下CDD)は、企業のコンプライアンス体制の重要な構成要素であり、金融機関においては金融犯罪やマネー・ローンダリングのリスク管理のために必要不可欠な業務プロセスです。PwCは、別記事「アウトソースによる金融機関のコンプライアンス態勢の高度化・効率化支援」で紹介したように、金融機関のクライアントから、顧客確認(Know Your Customer:KYC)、取引モニタリングなどのCCD・リスク評価プロセスのアウトソーシングを受託しています。
近年、気候変動、人権問題、企業の社会的責任に関する重要性が高まり、規制環境が厳しさを増しております。上述した、PwCがアウトソーシングを受けている顧客金融機関も例外ではありません。環境・社会・ガバナンス(Environment Social Governance:以下ESG)の観点を考慮するに際して、投融資などを通じて顧客の従事するビジネスが大きい影響を与える点は金融機関の特徴と言えるでしょう。金融機関は、現在および将来の顧客基盤を評価・管理していくうえで、ESGのリスクに関しても考慮する必要性に迫られています。
本稿では、金融機関が顧客のESG情報の取得を効率的に行うとともに、既存の顧客リスク評価のプロセスにESGリスク要素を組み込んでいくことで、どのようにしてより包括的な顧客リスク評価戦略を構築できるかについてPwCの見解を述べます。
サークルエコノミー財団CEOのイヴォンヌ・ボジョー氏とPwC Japanグループの中島崇文が、サーキュラーエコノミー(循環経済)とSX(サステナビリティトランスフォーメーション)実現に向けた具体的な道筋を語ります。
サークルエコノミー財団のイヴォンヌ・ボジョーCEOをゲストに迎え、PwC Japanグループの中島崇文と、包括的かつ体系的な変革の道筋を議論します。
「エグゼクティブ・サステナビリティ・フォーラム」の第5回会議が2025年4月22日に東京都内で開催されました。サーキュラーエコノミーに関するグローバルトレンドを踏まえ、同領域で進行中のルールメイキングをテーマに、ASEAN・日本企業の現状と課題、今後の方向性について議論しました。
本田技研工業が注力する資源循環の取り組みについて、同社でリソースサーキュレーション企画部長を務める多賀渉氏と、サプライチェーン購買本部 参与の大澤裕一氏に聞きました。