
サークルエコノミー財団CEOと語る「循環経済とSX」の実現アプローチ【前編】持続可能な変革をホリスティックにデザインし、システミックに動かす
サークルエコノミー財団のイヴォンヌ・ボジョーCEOをゲストに迎え、PwC Japanグループの中島崇文と、包括的かつ体系的な変革の道筋を議論します。
気候変動の影響が頻繁に発生し、激しさを増す中で、こうしたリスクを管理し、コラボレーションの機会についての理解を深める必要性がかつてなく高まっています。
世界経済フォーラムとの共同レポートでは、気候変動の影響に関連するリスクと機会を検証し、企業が気候変動への適応策を策定する際に利用できる枠組みを紹介します。
温室効果ガスの排出量削減や防止といった緩和策が企業の気候変動対策における重要なテーマであるのに対し、適応策である気候変動のマイナスの影響を軽減し、機会を活用する取り組みは、多くの企業にとって課題となっています。
適応策は、企業が気候変動に起因する経済的損失を回避し、収益創出、コスト削減、持続可能性の向上をもたらす革新的な方法を生み出すとともに、事業を運営する地域社会やエコシステムを保護する上で不可欠です。
これらの考慮事項に対処するため、企業は気候変動適応戦略を推進する3つの柱に重点を置く必要があります。
レジリエンス(強靭性)を強化:バリューチェーンにつながるサプライヤーやコミュニティと連携し、ビジネスのレジリエンスを高めることで、気候変動のリスクが事業に及ぼす影響を評価し、適応し、レジリエンス向上に向けて行動する。
機会を活かす:企業、コミュニティ、エコシステム(生態系)の気候変動への適応とレジリエンス構築を支援する製品、サービス、ビジネスモデルを活用しつつ、効率性、持続可能性、気候変動の緩和策にメリットをもたらす適応策の機会を追求する。
連携の成果を形にする:気候変動の適応策におけるアクションを促進するマルチステークホルダーの取り組みに参加し、コミュニティとエコシステム(生態系)のレジリエンスを構築するための改革プロジェクトを実施する。
こうした枠組みと気候変動への適応戦略において企業に求められるアクションについては、以下のレポートをご覧ください。
※本コンテンツは、Accelerating Business Action on Climate Change Adaptationを翻訳したものです。翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。
サークルエコノミー財団のイヴォンヌ・ボジョーCEOをゲストに迎え、PwC Japanグループの中島崇文と、包括的かつ体系的な変革の道筋を議論します。
サークルエコノミー財団CEOのイヴォンヌ・ボジョー氏とPwC Japanグループの中島崇文が、サーキュラーエコノミー(循環経済)とSX(サステナビリティトランスフォーメーション)実現に向けた具体的な道筋を語ります。
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