生成AIを巡る米欧中の規制動向最前線

欧州「AI規則案」の解説

  • 2023-07-05

2023年6月、欧州連合(EU)欧州議会本会議で欧州における「AI規則案」が採択されました。生成AIを含めた包括的なAIを対象とし、初の国際的なAI法案ともいえる本法案の枠組みを紹介するとともに、企業への影響と求められる対応について考察します。

はじめに(背景)

2023年6月14日、生成AIを含む包括的なAIの規制案である「AI規則案」が、欧州議会の本会議において賛成多数で採択されました。今後理事会との調整を行い、早ければ年内の合意を目指すことになります。

欧州委員会は2年前にも規制案を発表していましたが、生成AIの急激な進化と普及を受け、生成AIに関する考え方や要求事項が追加で盛り込まれた形となっています。

本規制では、AIを特性別にカテゴライズし、そのリスクレベルに応じた規制が適用されることになります。他の欧州規制同様に、欧州市場に関係する日本企業をはじめ、域外企業が提供するAIも対象となり、違反時には全世界売上ベースでの制裁金が課されることになります。

施行は2024年以降となる見込みですが、すでにAIは私たちの生活に密接に組み込まれており、各企業は新たな規制環境見据えた活動に今から着手する必要があります。

主要メンバー

上杉 謙二

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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朝日 基雄

シニアマネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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鮫島 洋一

シニアマネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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