OTセキュリティ - クイックリスクアセスメント

2023-01-25

ビジネス環境においてデジタル化がますます進む昨今、サイバー攻撃の標的は企業活動の根幹を成すOT環境(Operational Technology:生産や研究のための設備や環境全体の制御・運用技術)にまで及んでいます。

PwCは、企業が潜在的な脆弱性やリスク・課題を特定するためのファーストステップとして、クイックかつリーズナブルなアプローチで評価サービスを提供します。

OT環境に潜むサイバーリスク

企業は常にサイバーリスクにさらされていると言えます。OT環境におけるセキュリティ侵害がひとたび発生すれば、ビジネスに著しい悪影響が及んだり、従業員や利用者が危険にさらされたりする恐れがあります。

OTセキュリティのはじめの一歩

「OTセキュリティに取り組みたいが、どこから手を付けるべきかわからない」といった悩みが多く聞かれます。OTセキュリティはITセキュリティの取り組みとは異なり、特有の企業や組織のステークホルダーを巻き込んで推進する必要があるケースが多く、敷居を高くする一因となっています。

これらの場合、まずはOTセキュリティの管理態勢、つまり組織体制やシステム、設備環境の管理策や運用状況を評価し、現状を理解することが重要となります。

課題となる人材不足

OTセキュリティの取り組みを始めるにあたり、リソースに関する課題が浮かび上がる可能性があります。内製化で対応するには要員やスキルが足りず、外部委託するにしても、社内関係者のプロジェクト関与工数が十分に確保できないケースが散見されます。

PwCは短期間でリーズナブルに実施できるアセスメントを通じて、こうした課題の解決を支援します。

PwCが提供するOTセキュリティ - クイックリスクアセスメント

PwCは、クライアント企業がOTセキュリティリスクアセスメントのPwCパッケージサービスを利用することを前提とし、短期間かつリーズナブルなクイックリスクアセスメントサービスを提供します。

PwCには、長年にわたってOTセキュリティ分野において、プロジェクトの立ち上げから、アセスメント、戦略および構想の策定、ロードマップの策定および実装まで、企業活動のあらゆるフェーズでクライアントを支援してきた実績ならびに経験が豊富にあります。

PwCはこれらの知見、ナレッジ、ノウハウを活用することで、約1カ月という短期間であっても、クライアント企業の現状を十分に理解することが可能です。

実施期間:約1カ月

サービスの概要:PwC評価基準に基づく評価・分析

アウトプット:アセスメントレポート、評価シート

貴社の対応事項:既存文書の提供、インタビュー対応、会議出席・資料レビューなど

デジタル化する工場のサイバーセキュリティ

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「デジタル化する工場のサイバーセキュリティ」工場(OT)環境におけるセキュリティアーキテクチャのリファレンスモデル化の重要性

工場の数が多く、かつ事業の異なる工場を持つ企業がセキュリティ対策を早く確実に実装することは容易ではありません。この課題を解決するための重要施策として、セキュリティアーキテクチャの実装・運用におけるリファレンスモデルの活用を紹介します。

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インサイト/ニュース

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航空サイバーセキュリティの強化 ―EASA Part-ISが求める情報セキュリティ要件―

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医薬品の安定供給を支える、OTセキュリティ実装の道筋とは

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執筆者

上村 益永

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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布目 亮

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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