【金融】時価評価、リスク計測に係るモデル関連アドバイザリーサービス

金融における数理モデルの活用

金融機関は、日々変化する市場環境や規制要件の中で、適切なリスクテイクと収益機会の最適化を図るため、多様な局面で高度な数理モデルを活用しています。「資産・負債管理(ALM)」「与信リスク管理」「時価評価」などビジネスの根幹をなす領域はもちろんのこと、「ストレステスト」「資本管理」「コンプライアンス」といったリスク管理および経営管理目的のものまで、数理モデルの適用範囲は広範に及んでいます。

経済・市場の変動が激化する近年、金融機関が適切に分析や計測を行うためにも、数理モデルの特徴を十分に理解し活用することはますます重要となっています。PwC Japan有限責任監査法人は金融工学の専門家を多数有しており、金融機関固有の課題に応じてさまざまな支援を行っています。

主なモデルの例:公正価値(仕組債、デリバティブ、証券化商品、等)、各種感応度、金利リスク計測、コア預金モデル、ALM分析、市場リスク計測、XVA(市場性信用)、格付モデル、信用VaR計測(Value at Risk)、など

数理モデルの適切な管理の枠組み

米国ではモデルガバナンスの方向性を示したガイダンスとして、2011年に「SR11-7(Guidance on Model Risk Management)」が公表されました。また国内では2021年に金融庁より「モデルリスク管理の原則」が公表されており、これら文書に基づき金融機関では、数理モデルを適切なガバナンスフレームワークの下で管理し、モデルリスクの低減を図ることが事実上の業界標準となっています。

一方で、モデルリスク管理上の1線部署におけるモデル記述書作成、導入時検証・継続モニタリングの整備や、2線による独立検証などへの対応の負荷は高く、金融機関においては専門人材のリソース確保が重要な課題となっています。

PwCのサービスと強み

私たちは金融機関における数理モデルに関して、モデルの構築・検証・分析支援、モデルリスク管理、規制対応まで、多岐にわたるサービスを提供しています。

さまざまな知見・経験を豊富に持ったメンバーが在籍しており、ニーズに沿った対応が可能です。

主な支援内容は以下のとおりです。

モデルの構築

金融工学に基づいた各種モデルについて、モデル構築、プロトタイプ作成、各種分析および記述書整備の支援を行います。

主なモデルの例:公正価値・時価算定モデル(仕組債、デリバティブ、証券化商品など)、各種感応度計測、金利リスク計測、コア預金モデル、ALM分析、市場リスク計測、XVA計測(市場性信用)、格付モデル、信用VaR(Value at Risk)計測など

モデルの検証・各種分析

データなどの制約や状況を踏まえ、効果的な検証方法の提案および検証を実施します。

  • 理論および実装の妥当性確認
  • EUC(エンドユーザーコンピューティング)ツールのレビュー
  • ベンチマークモデルによる比較分析・検証
  • 検証メニューの妥当性確認
  • モデル高度化に関する助言

主なモデルの例:公正価値・時価算定モデル(仕組債、デリバティブ、証券化商品など)、各種感応度計測、金利リスク計測、コア預金モデル、ALM分析、市場リスク計測、XVA(市場性信用)、格付モデル、信用VaR(Value at Risk)計測など

モデルリスク管理(モデルガバナンス)態勢の構築

モデルリスクを低減する方策として、金融機関には「管理対象モデルの特定」「検証の実施、実効的なチャレンジの確保」「マネジメントの関与」などが求められています。

私たちはガバナンスフレームワーク構築支援から個別モデルの対応(各種文書の整備、モデル検証の枠組み構築など)まで、モデルガバナンス態勢構築全般を支援します。

詳細はこちら

数理モデルに係る各種規制への対応

各種規制で用いられているモデル(標準的手法および内部モデル)に関して、モデル構築や検証などの支援を行います。

例:トレーディング勘定の抜本的改定(FRTB)、証拠金(IM)規制、信用評価調整(CVA)資本規制対応、銀行勘定金利リスク(IRRBB、EVE・NII計測)、コア預金対応など

主要メンバー

石岡 秀之

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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小澤 栄作

ディレクター, PwC Japan有限責任監査法人

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島田 理恵子

ディレクター, PwC Japan有限責任監査法人

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