データマネタイゼーション支援ソリューション

データの利活用を通じ、企業の事業活動の付加価値創出を支援します。

データマネタイゼーションとは

「データマネタイゼーション」とは、企業や組織が自社の保有するデータを「資産」として活用し、事業活動に付加価値を創出するための取り組みを指します。

PwCでは、クライアントのデータマネタイゼーションを4つの方向性に整理しています。これらは、データマネタイゼーションを通じてクライアントが「目指すゴール」と、取り組みを行ううえで「優先すべき観点」の2軸によって分類されています。

図表1 データマネタイゼーションとは

2023年3月にPwCが発表した「データマネタイゼーション実態調査2023」では、回答者の59%が既に「データマネタイゼーション」検討に着手しているという結果が出ており、それに対する企業や組織の関心は高まっていると言えます。

図表2. 国内企業のデータマネタイゼーション検討状況

これまで企業におけるデータ利活用と言えば、主に自社が保有するデータを活用した業務効率化やDXが中心でした。しかしながら近年では、データ利活用によるさらなる価値創出や新たなビジネスの立ち上げなど、いわゆる「データマネタイゼーション」への企業の関心が高まっており、それに伴って企業外のデータ(外部データ)の取得・活用といったデータ流通にも注目が集まっています。また「データ流通プラットフォーム」と呼ばれる、企業間のデータのやり取りを仲介するプラットフォームの登場により外部データを収集しやすい環境が整備されました。これにより、所属や組織の垣根を越えてデータが流通され、あらゆる取り組みに高付加価値を創出し、データマネタイゼーションを実現する「データ流通本格化時代」の到来も予見されます。

図表3. データ流通本格化時代の到来

データマネタイゼーションにおける課題と成功要諦

データマネタイゼーションに対する企業の関心は高まりつつある一方、データマネタイゼーションに取り組む企業の多くはスキルや知見が不足し、「どのデータがマネタイズできるか分からない」「マネタイズするためのアイデアがない」といった課題に直面しています。

図表4. データマネタイゼーション推進における主要課題
これらの課題を解決するためには、データ利活用に関する他社の動向や事例の把握、他業界・他業種の課題やニーズ把握などが求められます。そのため、自社のリソースだけでこれらを乗り越えるのは非常に困難であり、自社に足りない知見は外部から補ったり、企画構想の段階からともに検討できる仲間を探したりすることなどが、データマネタイゼーションを成功に導くための鍵と言えるでしょう。
図表5. データマネタイゼーションの成功の鍵

PwCのサービスメニュー

PwCは、企業のデータマネタイゼーション実現を成功に導くため、以下の4種類の伴走型支援を提供します。

図表6. PwCのデータマネタイゼーション支援アプローチ

ビジネスアイディエーション支援では、3つのステップでデータビジネス企画段階における論点を網羅的に捉え、PwCが有する知見やリレーション、フレームワークを活用してビジネスアイデアの検討から事業計画の策定まで一貫して支援します。

  • STEP1 ターゲット領域の特定
    市場調査を行ったうえで市場における課題やニーズを分析し、クライアントの強みを発揮できるターゲット領域を特定します。
  • STEP2 ビジネスアイデア企画
    ワークショップを開催するなどして、課題を解決し、ニーズに応えるビジネスアイデアを企画します。
  • STEP3 事業計画策定
    事業モデルを具体化し、今後の事業計画を策定します。

また、データビジネスグロース支援では、アイディエーションを通じて企画・具体化されたマネタイズアイデアを実現するため、ビジネスの成長および拡大に向けて多種多様なテーマについて検討と実行を一貫して支援します。

その他にも、マネタイズを推進するための外部パートナーの選定や、必要な社内ルール・ガイドラインの策定など、データマネタイゼーションを実現する際に直面し得る課題に対して包括的にサポートすることで、企業のデータマネタイゼーション実現を支援します。

図表7. ビジネスアイディエーション・データビジネスグロース支援

PwCは、データ利活用に関する国内外の事例や、社内外のリレーションを豊富に有しており、ビジネスアイデアの創出から計画の策定・実行に至るまでを一貫して支援することができます。

図表8. PwCの強み

支援事例

1. 通信系:新規デジタルビジネス構想策定支援

自社データやナレッジ、アセットなどを活用した新たなデータビジネスの模索に対して、PwCの知見やアセットの活用によって、全体構想の策定、ユースケースの企画・具体化、ROI試算、初期事業計画の策定を支援。

2. 化学系:デジタルビジネス企画・立ち上げ伴走支援

新規事業開発のPwC独自フレームワーク「BXT」を活用し、事業性・顧客体験・テクノロジーの3つの観点からデジタルビジネスアイデアの企画・具体化を実施。その後の事業開発においてもコンサルタントが伴走することで、効率的な事業立ち上げとその後の運営自走化実現に向けて支援。

3. 金融系:営業・マーケティング戦略の策定および実行支援

自社保有データを活用した新規サービスを立ち上げた後の、販売拡大に向けた営業・マーケティング戦略の策定を支援。並行して営業担当者向け社内研修と営業ツールの整備を行い、営業・マーケティング部門のパフォーマンス強化を支援。

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主要メンバー

藤川 琢哉

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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河野 美香

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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辻岡 謙一

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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宿院 享

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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