
Technology Day 2025
PwCコンサルティング合同会社は、6月17日(火)に表題イベントを対面で開催します。
2021-02-02
現在、世界中の人々の生活や仕事は互いに接続されたデバイスで支えられています。さまざまなデバイスをつなぎ、コミュニケーションを可能とする通信ネットワークは社会にとって不可欠といえるでしょう。この点で次世代の高速・高帯域通信網である5Gネットワークの実現は大きな前進といえます。この飛躍的進歩は、さらなる技術革新を生み出すでしょう。第4次産業革命(4IR)インフラストラクチャー、スマートシティ、自動運転車、遠隔手術、進化し強化された人工知能(AI)システムなど、さまざまな未来が考えられます。
一方で、こうした変容はサイバーセキュリティを厳しく精査する契機にもなっています。5Gネットワークは従来技術以上の数のデバイスに接続可能です。また、「エッジ(ユーザーに近い場所)」にあるデバイスの処理能力も用いて分散処理を行います。これらの仕組みから、サイバー攻撃が多面的になるという懸念もあります。
ただし、5Gネットワークにおけるサイバーセキュリティ問題は克服可能です。そのためには、企業経営者はまずセキュリティの根幹をなす三本柱に注力する必要があります。三本柱とは、サイバーセキュリティ措置の導入を促進するための信頼、サイバー攻撃を防ぎ、乗り切り、復旧するためのレジリエンス、そして既存の脅威や新たな脅威を克服するために迅速に対応する実行力です。この三本柱は健全なサイバー戦略の基礎です。これらにより企業は5Gを迅速かつ安全に実行することが可能となります。そして、個人や企業、そして社会全体が確信をもってこの新しい強力なツールを安全に使用し、その能力を享受することができるようになるでしょう。
PwCコンサルティング合同会社は、6月17日(火)に表題イベントを対面で開催します。
本海外規格や国内外のガイドラインを踏まえて、日本企業が国際水準の物理セキュリティを整備する必要性を解説し、実際にどのように「物理セキュリティペネトレーションテスト」を導入・活用できるかをご紹介します。
日本企業のデータマネタイゼーションへの取り組みが加速しています。PwCの最新調査では、データマネタイゼーションの活動が国内企業に定着するなか、「始まりの壁」「生みの苦しみ」といった課題感が存在し、それらに対して社内プロセスやステージゲートの整備などが有効な施策となり得ることが明らかになりました。
スイス連邦財務省国際金融問題局の独立調査ユニットであるSwiss Financial Innovation Deskが発行した「Pathway 2035 for Financial Innovation」レポートを基に、銀行業界のサイバーセキュリティ戦略におけるAI、耐量子、デジタルトラスト、デジタル通貨のテーマ別に、それぞれの未来予測とサイバーリスク、望ましい対応策を整理します。