ファイナンス機能の将来への道筋

2022-05-20

企業を取り巻く経営環境は加速度的に変化しています。新たなビジネスモデルの台頭に伴って産業を構成するエコシステムは崩壊し、各種規制は頻繁に改正され、またステークホルダーは多様化しています。このような環境下で、ファイナンス機能(財務、経理、経営企画)はどのように変革することが求められているのでしょうか。

PwCと英国勅許公認会計士協会(ACCA)の共同調査をまとめた本レポート「Finance: A Journey to the Future」では、1,100件を超えるアンケート、インタビュー、ワークショップをとおして、ファイナンス機能が直面している変革と提供価値、組織や文化などのさまざまな観点から求められる将来像について考察します。

ファイナンス機能の将来像に関する6つの仮説

  1. リアルタイム性と信頼性の高いデータが、顧客中心型の意思決定に活用されるようになる
  2. 社内外のデータが、組織横断的にオープンにアクセスできるようになる
  3. ファイナンスチームは洞察や意思決定の支援により注力するようになる
  4. 従来型のファイナンス機能の役割は消滅し、新たな役割やスキルおよびキャリアが求められる
  5. ファイナンス機能は、ヒトとデジタルを組み合わせた、バーチャルな組織になる
  6. 従来型のCFOの役割はなくなり、最高業務責任者や最高戦略責任者などの役割にかわる

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主要メンバー

駒井 祐太

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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矢尾 優樹

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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