次世代セキュリティマネジメントモデル~サイバーインテリジェンスを活用したサイバーリスク評価の高度化

2022-03-24

正確な脅威の把握が必要

本シリーズの第1回「次世代セキュリティモデル~サステナブルなセキュリティ態勢」では、セキュリティコストを最適化し、持続可能なセキュリティ態勢を実現するための取り組みとして、「動的なセキュリティマネジメントシステム」および「機先を制するインテリジェンス」の活用が必要である点を紹介しました。また、企業は自社に残留するサイバーリスクが一定であると信じていること、その原因が日々変化している自社の脅威を正確に把握できてないこと、自社のセキュリティ能力の変化を認知できていないことに注意すべきであるという点について説明しました。本稿では、こうした課題構造のうち、サイバーリスク評価に必要となる「正確な脅威の把握」について考察します。

解説動画:脅威に対する戦術をアップデートするメトリクスによる動的なセキュリティ態勢

執筆者

村上 純一

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

次世代セキュリティマネジメントモデル


最新のサイバーセキュリティ&プライバシー コラム・対談

20 results
Loading...

「営業秘密」の保護と利活用 第2回:営業秘密を取り巻く国際動向と日本企業が留意すべき事項

営業秘密は企業の競争優位性を支える重要な資産であり、経営層には、これをリスク管理の一環として重視し、戦略的に対応することが求められます。シリーズ第2回となる本稿では、主要国・地域における営業秘密の定義や保護制度を比較し、日本企業が注目すべきポイントを解説します。

Loading...

本ページに関するお問い合わせ

We unite expertise and tech so you can outthink, outpace and outperform
See how