WP29 UNR156 SUMS適用支援

昨今の自動車業界では、サイバー脅威の増大や自動運転による車載システムの大規模・複雑・高度化、顧客ニーズの多様化・目まぐるしい変化などに対応するため、車両販売後のソフトウェアの更新ニーズが高まっています。

こうした状況を踏まえて、市場でセキュアかつ安全にソフトウェア更新を実施するための規則が国内外で検討され、2020年6月に自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第181回会合において「プログラム等改変システムに係る協定規則(第156号):UNR156」(SUMS:ソフトウェア更新マネジメントシステム、型式認可を含む)が新たに採択されました。これにより各自動車メーカーは、2022年7月以降にSUMSの対象となる地域で販売する車両*1に対し、当該法規制への順守が義務付けられました。

主な法規要件と自動車メーカーに求められること

SUMS法規は、能力要件と車両型式要件が一般仕様として定められています。これに対し、各自動車メーカーでは適切な法規解釈・文書化および全社的な取り組みが必要となります。

主な法規要件と 自動車メーカーに求められること

PwCのサービス

PwCは、これまで培ってきた自動車業界や法規制対応に関する専門的な知見や監査法人を交えての第三者観点からの評価、PwCグローバルネットワークや社外の多様なネットワークとの連携に基づき、SUMS認可取得から運用まで一貫して支援します。

PwC のサービス

SUMS適用活動サービスメニューの概要

PwCは、SUMS適用活動の準備段階から、対応方針の策定、認証取得、運用まで、あらゆるフェーズで支援を提供します。

SUMS適用活動サービスメニューの 概要
支援実績 (一部)

*1無線ソフトウェア更新機能付きの新車

【インサイト】WP29への対応~自動運転車のサイバーセキュリティ

7 results
Loading...

インサイト/ニュース

20 results
Loading...

ISO/PAS 8800:2024―Safety and artificial intelligence 安全性と人工知能―量産向け自動車開発へのAI適用

近年、自動車業界においてもAI技術の革新が進んでいます。 新たな安全規格となるISO/PAS 8800の文書構成や既存の安全規格(ISO 26262, ISO 21448)との関連性について概要を整理するとともに、AI安全管理およびAIシステムの保証論証について紹介し、AIシステム開発における課題について考察します。

日本の強みを生かした新産業創造の必要性(前編) 採るべき戦略はマルチパスウェイ。多様化するエネルギー利用のなかで、水素エンジンが持つ役割とは

京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。

Loading...

主要メンバー

渡邉 伸一郎

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

糸田 周平

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

Email

西山 早帝

シニアアソシエイト, PwCコンサルティング合同会社

Email

We unite expertise and tech so you can outthink, outpace and outperform
See how