
【動画】PwCコンサルティング×日本マイクロソフト対談ダイジェスト―日本企業における今後の生産性改革の在り方とは―
「日本企業における今後の生産性改革の在り方」をテーマに、生成AI活用や日本企業における新たな働き方について、日本マイクロソフト株式会社のエグゼクティブアドバイザー小柳津篤氏とPwCコンサルティングのディレクター鈴木貞一郎が語り合いました。
経営環境がめまぐるしく変化する現代においては、その変化に対応できる俊敏性が企業には求められています。しかしそのITの現場では以下のような課題が日々発生しており、俊敏性向上の足かせとなっています。
課題 |
詳細 |
業務やテクノロジーに係る理解および知見の不足 |
業務やテクノロジーに係る理解および知見が不足していることから、業務およびシステムの要件定義が不完全となり、後工程で問題が発生してしまう |
誤ったソリューション選定 |
要件に対して重厚長大なソリューション(パッケージ、サービスなど)を採用したため、不要な設計、設定、テスト作業が発生し、コストが増大してしまう |
システム開発期間の長期化 |
ウオーターフォール方式で開発を進めたため開発期間が長期化。その間に発生するビジネス環境の変化に対応できない |
開発の手戻り |
要件定義、設計、構築の順で作業を進めるため、完成イメージの確認が遅れ、開発の手戻りが発生してしまう |
IT要員の不足 |
IT要員が不足しているため、業務ユーザーからの要望にタイムリーに対応できない |
企業はITシステムの開発や運用にあたって、俊敏性を高めるための取り組みを推進し、ビジネス環境やニーズの変化に柔軟に対応できる体制を構築する必要があります。
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チャレンジ |
詳細 |
課題 |
1 |
業務およびテクノロジーの理解と |
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2 |
開発サイクルの短期化と |
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3 |
運用保守コストと |
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業務、テクノロジー、アジャイルなど、新しく習得しなければならないケイパビリティは多岐にわたり、その習得には時間を要します。
また、企業におけるIT要員の人数や工数には限りがあり、日々の業務をこなしながら新しいケイパビリティを早期に獲得するには困難が伴います。
これらの状況に鑑みると、企業は外部リソースを活用しながらDXの推進、ケイパビリティの獲得を図っていく必要があります。
PwCは企業のITシステムのアジリティ向上に向け、Microsoft Power Platformなどのローコードツールを活用した新規システムの高速開発や、老朽化した現行システムのモダナイゼーションを支援します。
従来のウオーターフォールによるシステム構築ではなく、PwCが強みとするビジネス、テクノロジーの深い洞察やPwC独自のBXT(Business、Experience、Technology)アプローチを活用することで、業務設計・システム設計・ローコードツールの三位一体によるシステム構築を推進。完成像の早期創出とユーザー確認を実施し、手戻りのない高速システム開発に貢献します。
また、PwC独自のBXTアプローチにより、業務要件ヒアリングの結果を生成AIを用いて高速にプロトタイプへ反映することで、新システムによるToBe業務を具体的にイメージした要件整理が可能になります。
PwCは、クライアントのITシステムのアジリティ向上を支援し、多様なビジネスニーズへの対応力向上に貢献します。
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ビジネスケース例 |
概要 |
1 |
業務システムの短期開発 |
デジタル化されていない領域の業務システムの早期開発により、業務効率化を早期に実現 |
2 |
新規ビジネスモデルの概念実証(PoC) |
生成AIなどの最新テクノロジーと連携した新規ビジネスモデルや新規システムの具現化を目的としたPoCを短期間で実施 |
3 |
SAPシステムアドオンの代替 |
SAPのアドオン開発をローコードツールで対応することにより、スコープアウトした要件を拾い上げ、基幹システム本体をクリーンな状態としたバージョンアップ時の制約を回避 |
4 |
Notesシステムのリプレース |
リタイアするNotesシステム上に構築されたエンドユーザーアプリケーションのリプレース先としての利用を、アプリケーション構築ルールの整備も併せて行うことで、シャドーITの防止も実現 |
5 |
モバイルアプリの構築 |
モバイル未対応の現行システムのモバイル画面を短期間で構築 |
Power Platformは、5つのツールが統合されており、データの収集からプロセス構築、分析・予測、チャットボットまでローコーディング・ノーコードで実現できます。また、Microsoft社のM365やAzureとの親和性が高く、連携が容易です。
「日本企業における今後の生産性改革の在り方」をテーマに、生成AI活用や日本企業における新たな働き方について、日本マイクロソフト株式会社のエグゼクティブアドバイザー小柳津篤氏とPwCコンサルティングのディレクター鈴木貞一郎が語り合いました。
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