Social Impact Initiative 社会を変える旅に出る ―社内外で仲間を集め、コレクティブインパクトを創出していく―

第3回 ソーシャルイノベーションを創出する人は、社内を探索して見つける

  • 2023-11-16

誰がイノベーションをおこすのか

社会課題が深刻化・複雑化の一途をたどっている中、社会の担い手である企業や団体には、その解決を軸としたイノベーションの創出が求められています。もちろんこれまでも新規事業の創出は行われてきたのですが、それらの目的は経済価値を創出することがメインであり、自社の商品やサービスをいかに選好してもらえるかを考え、そこに収益性を求めるという考え方が主でした。また、そのような取り組みの多くは経営層からトップダウンで業務指示を受けたメンバーにより進められるものでした。

しかし、社会課題解決型の新規事業を創出するには、このような形ではなかなか上手くいきません。なぜなら、社会課題解決型ビジネスの創出に必要な視点やアイデアは、社会との接点を日常的に持ち、社会をつぶさに観察する中から生まれるからです。よって、意思ある者がボトムアップで課題を形成し、自らの意思で取り組んでいける仕組みづくりが非常に重要になってくると考えられます。

執筆者

下條 美智子

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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