Social Impact Initiative 社会を変える旅に出る ―社内外で仲間を集め、コレクティブインパクトを創出していく―

第1回 ソーシャルイノベーションのアイデアをあたため、育てる

  • 2023-11-02

アイデアは、突然降ってこない

いま、多くの企業がサステナビリティや脱炭素社会への向き合い方を考えるにあたって、これを機会としてソーシャルビジネスの創出と、投資家たちに対するリスクの低減に力を入れています。企業によっては「攻めと守り」という言い方をしています。そしてその「攻めと守り」について検討する際、一部の企業では敢えていつもの業務環境と異なる空間に社員を集め、ワンショットでのワークショップでアイディエーションを行い、必死にビジネスのアイデアを生み出そうとしています。

しかし、何らかのヒントを得たとしても、アイデアを作り上げるところまではなかなかいきません。アイデアを1つの形にしていく工程はとても苦しく、泥臭いものです。毎日検討を重ね、仲間との熟議を通して形作られていくものです。

本稿では、アイデアの「芽」を持っている人、あるいはもう少しでその「芽」の輪郭が見えきそうなところまできている人が、そのアイデアをどうやってあたためていったら良いかを考察します。

執筆者

下條 美智子

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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