グローバルファミリービジネスサーベイ2021

信頼から影響力へ

レガシーを未来に引き継ぐため、ファミリービジネスが今すぐ行動すべき理由

PwCグローバルファミリービジネスサーベイ2021(第10回)では、87の地域にわたる2,801名のファミリービジネスリーダーの意識調査を実施しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が生命や生活を脅かした2020年はあらゆる人々にとって試練でした。ファミリービジネスも親族の健康と安全を最優先しつつ、業務を再編し、縮小する経済と不確定な未来に立ち向かわねばなりませんでした。それでも2022年におけるファミリービジネスの成長に対する期待は高いといえます。

本レポートではまずファミリービジネスの財務的なレジリエンスに着目し、COVID-19収束後の回復に有利な理由を検証します。次に、ESGを優先する必要性を挙げ、ファミリービジネスが気候変動の緩和、持続可能な業務運営、社会全般にどう貢献するかを再考します。さらにファミリービジネスにおける技術変革、特にデジタル化について検証します。そして、最後のセクションでは親族関係に注目します。まさにファミリービジネスの強さであるこの関係が弱点にもなりえるのです。多くのファミリービジネスにとって難しいテーマですが、よりプロフェッショナルなガバナンスを導入することが、判断から感情を取り除き、ビジネスを成功へ導きます。

COVID-19の感染拡大以降、世界は変化しています。持続的な成功のためには、新しいアプローチが必要です。それが、デジタルトランスフォーメーション、持続可能性に関する目標の優先順位付け、家族のガバナンスなのです。

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主要メンバー

小林 和也

パートナー, PwC税理士法人

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本多 守

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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