IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の概要と実務上の論点

  • 2026-08-07

はじめに

2024年4月9日、国際会計基準審議会(IASB)は、損益計算書の改善に焦点を当てた財務諸表の表示および開示に関する新たな会計基準であるIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」を公表しました。IFRS第18号は、2027年1月1日以後に開始する事業年度から適用され、比較情報にも適用されます。

IFRS第18号では、主に以下に関連する新しい概念が導入されています。

  • 損益計算書の構造
  • 財務諸表外で報告される特定の損益に関連する業績指標(経営者が定義した業績指標:MPM)
  • 基本財務諸表または注記に適用される集約および分解に関する原則の改善

これらの新しい概念は、あらゆる業種に影響します。本稿では、IFRS第18号の基準の概要および適用に際しての実務上の論点について解説します。

なお、本文中の意見に関する部分は、筆者の私見であることをあらかじめお断りしておきます。

目次

  1. IFRS第18号の概要
  2. IFRS第18号の適用に向けた実務上の検討点
  3. おわりに

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執筆者

PwC Japan有限責任監査法人
コーポレート・レポーティング・サービス部
ディレクター 古河 友紀

PwC Japan有限責任監査法人
東日本事業部
ディレクター 有本 知香