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モバイルヘルスの台頭:成長への道

2012-05-15

モバイルヘルス(携帯通信機器を利用して行う医療健康サポート)を活用したヘルスケアが世界的に注目されています。米国保健福祉長官のKathleen Sebliusは、ワシントンDCで行われたモバイルヘルスサミットの基調講演でモバイルヘルスについて「国家が取り組むべき最も大きな技術革新」と述べています。 ユビキタスとモバイルテクノロジーの発展は、保健医療の長年の問題を解決する可能性がある一方で、技術革新の医療への適用には慎重さが必要です。
本レポートは、先進国および新興国の市場において、企業がモバイルヘルスに取り組むに当たっての課題と可能性を説明しています。

モバイルヘルスへの高い期待

今回調査した患者の約半数が、モバイルヘルスによりヘルスケアの利便性、コスト、品質が改善されると回答し、約6割の医師や保険機関が、近い将来、モバイルヘルスが各国に普及することを予測しています。また、この調査でインタビューした専門家のほとんどが、モバイルヘルスは最終的に保健医療の重要な一部となるが、その普及には時間を要すると予測しています。

ヘルスケアの進化への抵抗

モバイルヘルスがもたらす、患者中心医療、予防を重視した医療への変化は、現在のヘルスケア業界の構造を大きく変える可能性があるため、既得権を持った人々の抵抗が予想されます。規制に守られた保守的な業界との融合も今後の大きな課題です。

複雑な利害関係

患者はヘルスケアに利便性を求める一方で医師との接点を重要視し、医師にとってもモバイルヘルスにより患者ケアを向上することができる一方で患者管理の低下への懸念を抱えています。また、保険機関は、患者中心医療、予防医療により大きな経済的メリットが期待できるため、モバイルヘルスに強い関心を寄せています。

新興国がモバイルヘルスの先駆者となる

ヘルスケアが不足する新興国の患者にとって、モバイルヘルスへの期待は先進国の患者よりずっと切実であり、医師や保険機関からも高い期待を寄せられています。ヘルスケアの進化に対する需要の大きさと、既得権者が少ないのがこのマーケットの特徴です。

新しいテクノロジーを普及させるための戦略

モバイルヘルスを普及させるためには、保険機関にとって魅力的なサービスや製品が必要です。患者が直接支払う医療費は、保険機関の補助により少額になるケースが多く、患者が高額なコストを負担することに抵抗を示す可能性に留意する必要があります。

調査について

このレポートの作成にあたり、米国、中国、インド、ブラジル、ドイツ、スペイン、デンマーク、トルコ、南アフリカの10カ国で2種類の調査を実施しました。1つ目の調査は、1,027名の患者に対し、モバイルヘルスに関するさまざまな意見を尋ねたものです。調査対象者の年齢、健康状態、収入、学歴は広く分布しています。2つ目の調査は、433名の医師、345名の保険機関役員への質問結果です。回答した医師の所属は、公的医療機関(46%)、民間医療機関(49%)、開業医(5%)であり、1次医療機関(45%)、2次医療機関(45%)、3次医療機関(10%)です。保険機関は、公的機関と民間機関が半々で、55%が経営責任を負った役員です。

※資料ダウンロードフォームからのダウンロードをお願いします。