経営に新たな視点をもたらす「統合知」の時代

2024-04-23

PwCコンサルティング合同会社のシンクタンク部門であるPwC Intelligenceは、書籍『経営に新たな視点をもたらす「統合知」の時代』(ダイヤモンド社)を発刊しました。

気候変動、テクノロジーによるディスラプション(創造的破壊)、人口動態、世界の分断、社会の不安定化といったメガトレンドが複雑に絡みながら変化する現代。世界を把握し、日本の勝ち筋を知るためにわれわれに必要なのはインテリジェンスです。

マクロ経済、サステナビリティ、地政学、サイバーセキュリティ、テクノロジーなどの専門領域を柱に据え、これら複数の専門領域からの視点を有機的に融合させた「統合知」を取り込むことで、企業は幅広い観点からの意思決定を行うことが可能になります。

本書では、PwC Intelligenceに所属するさまざまな領域のプロフェッショナルが執筆を担当し、それぞれの観点から世界を捉え、「統合知」を提供します。

経営に新たな視点をもたらす 「統合知」の時代
  • 発売日:2024年4月23日
  • 書名:経営に新たな視点をもたらす「統合知」の時代
  • 出版社:株式会社ダイヤモンド社
  • 著者:PwCコンサルティング合同会社 PwC Intelligence
  • 定価:2,200円(本体2,000+税10%)

本書の内容

本書は以下の各章から構成され、それぞれの分野のプロフェッショナルがその経験・知見をもとに執筆しています。

  • 第1章 変化する世界、日本の立ち位置
    • 日本および世界を取り巻くメガトレンドとして指摘される世界の分断、社会の不安定化といった現象に着目し、今後、日本はどう行動すべきかとの観点から重要な点を述べるとともに、本書のポイントについて紹介します。
  • 第2章 変化する国際環境における日本と日本企業のあり姿
    • 国際環境が変化する中で、日本が「世界と組む」ことを通じて果たすべき役割や日本企業のアジア新興国とのビジネスのあり方について解説します。
  • 第3章 超高齢化社会の望ましい未来
    • 超高齢化社会という環境変化に対応し、安定した成長を維持するためにわれわれはどのように向き合っていくべきなのか、望ましい未来とはどのようなものなのかを考察します。
  • 第4章 人間社会に溶け込むテクノロジーとのつきあい方
    • 加速度を増して発達するテクノロジーに対し、人間社会がいかに向き合い、共存していくかというテーマについて、日本の状況も踏まえたあり方を提示します。
  • 第5章 サイバー空間の安全をいかに確保するか
    • 国家、企業、個人の立場から見たサイバー空間での脅威および対策を確認し、「信頼」をキーワードに、サイバー空間の安全をいかに確保していくかについて提言します。
  • 第6章 ビジネスで実現するネイチャーポジティブ
    • 自然環境の悪化を無視して経済成長を追求する時代が終わりを告げつつある中、自然再興を意味するネイチャーポジティブの重要性を確認しつつ、企業が目指すべき新たなビジネスの可能性を指し示します。
  • 第7章 問い直されるウェルビーイングのあり方
    • デジタル化やテクノロジーの進化により「豊かさ」や「幸せ」の定量化・見える化が進む中で、日本をはじめとする国家および企業に問い直されるウェルビーイングのあり方について考察します。
  • 第8章 【対談】悲観的なナラティブを排し、「ポジ出し」で日本の勝ち筋を見出す
    • 第1章から第7章までの内容を振り返りつつ、日本企業、ひいては日本にとっての「勝ち筋」、今後とりうるべき戦略について、PwC Intelligenceの三治と片岡が議論します。

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