本稿では、不確実性の時代において、適切なリスクテイクを行い、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るための、戦略策定プロセスとガバナンス態勢の一体運営の重要性について述べます。企業は、収益を上げるために戦略を策定すると同時に、戦略を通じて取ることとなるリスクに対する適切なガバナンス態勢を整備することで、ビジネスモデルの持続可能性を高める必要があります。
なお、文中の意見は筆者の私見であり、PwC総合研究所合同会社および所属部門の正式見解ではないことをお断りします。
PwC総合研究所合同会社
所長 栗原 俊典
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マネージング・ディレクター 北野 淳史
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マネージング・ディレクター 古宇田 由貴