【山口周氏と語る】ノウハウよりも「価値観」のアップデートが必要だ

ステークホルダー資本主義、ESG、カーボンニュートラルなどさまざまなビジネス環境の変化から、社会の持続可能性に配慮した「サステナビリティ経営」に転換する必要性は、ここ数年で認知されてきた。

しかし、経営層と現場の視点の乖離や、短期的な指標で成否を判断できないことなどを理由に、具体的な戦略への落とし込みに苦戦する企業も多いのも現実だ。

著書『ビジネスの未来』で「環境問題や貧困・格差など、経済合理性の外側にある課題を解決することがビジネスに問われている」と指摘した山口周氏と、サステナビリティ経営の指南書『2030年のSX戦略』を上梓したPwC Japanグループの坂野俊哉氏、磯貝友紀氏に、サステナビリティ経営に必要な思考法と、壁に直面した際の突破法を聞いた。

※本稿はNewsPicks Brand Design制作であり、過去の掲載記事を転載したものです。

鼎談者紹介

山口 周 氏

山口 周 氏
独立研究者
著作家
パブリックスピーカー

電通、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、組織開発と人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループにて、シニア・クライアント・パートナーを務めたのち独立。哲学・美術史を学んだという特殊な経歴を生かし「人文科学と経営科学の交差点」をテーマに活動。主な著書に、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『外資系コンサルのスライド作成術』『ビジネスの未来』などがある。

磯貝 友紀

磯貝 友紀
PwC Japanグループ
サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス リード

2003年より、民間企業や政府機関、国際機関にて東欧、アジア、アフリカにおける民間部門開発、日本企業の投資促進を手がける。2011年より現職。日本企業のサステナビリティビジョン、戦略策定、サステナビリティ・ビジネス・トランスフォーメーションの推進、サステナビリティリスク管理の構築、途上国における社会課題解決型ビジネス支援やサステナブル投融資を実施。金融機関の気候変動リスク、機会の評価や気候変動関連の情報開示支援業務を多数経験。

書籍のご紹介

『2030年のSX戦略 課題解決と利益を両立させる次世代サステナビリティ経営の要諦』(日経BP刊)では、経営者インタビューとともに2030年までの近い未来に、サステナビリティ領域において起こり得る世の中の動きを業界別に示し、未来のサステナビリティ経営の指針となり得る2つのフレームワークとして、「サステナビリティの未来シナリオ」と、投資判断の考え方である「SXの方程式」を提示します。

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