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未来の「働く」を描く、認定NPO法人ブリッジフォースマイルと「ジョブプラクティス×未来のしごと」を開催

2022-05-27

PwC Japanグループ(以下、PwC)は、認定NPO法人ブリッジフォースマイル(以下、ブリッジフォースマイル)、一般社団法人アルバ・エデュと協働し、ブリッジフォースマイルが支援する児童養護施設で生活する小・中・高校生を対象にした「未来のしごと」オンラインワークショップを2022年3月30日に開催しました。

接点を作ったのは、一職員の気づき

開催のきっかけとなったのは、ブリッジフォースマイルの団体運営を、プロボノ活動で支援しているPwCの職員の声でした。当社員はプロボノ活動に関わる中で、児童養護施設で生活する学生にとって、「就労体験」を通じてさまざまな大人と関わり、早い段階で働くことに対する具体的なイメージを高めることが、巣立ちの準備に向けて重要な意味を持つことを知ります。

PwCでは、これまでもグローバルでデジタルデバイドの解消という課題に取り組むアップスキリングイニシアチブ「New world. New skills.新たな世界。新たなスキル。」のもと、国内の公立中学校に向けた出前授業として、「未来のしごと」オンラインワークショップを実施してきました。本プログラムは、次世代を担う学齢期の皆さんに、社会のデジタル化とともに仕事のあり方や働き方が大きく変化すること、求められるスキルが変わることを理解してもらい、仕事とテクノロジーを掛け合わせて新しい未来の仕事のアイデアを発想してもらう、デザイン思考をベースとしたワークショップです。

一人の職員の気づきと働きかけが、この「未来のしごと」プログラムをブリッジフォースマイルが提供する「ジョブプラクティス」として開催することにつながりました。

自分の興味を知り、今ある仕事について知る

当日は11名の小・中・高校生がオンラインでワークショップに参加しました。参加者の皆さんには事前に簡単な自己分析ツールを用いて、自身の適性の傾向と、その特徴に近い職業群について知ってもらいました。その後、少人数のチームに分かれ、PwCのファシリテーターとともに、チームで取り組みたい興味のある職業を選び、その職業の1日について想像してもらい、ファシリテーターの知識も交えながら、話し合いました。

初めは緊張した面持ちの参加者の皆さんも、話し合いが進むうちに、次第に質問に対して自分の考えを説明したり、アイデアを出したりと、活発になっていきました。

新しい仕事のアイデアを通して、未来の「働く」を想像する

PwCのファシリテーターが、いくつかの新しいテクノロジーについて説明を行った後、興味のある職業の1日がテクノロジーによってどう変化するのか、さらにチームで一緒に考えました。変化していった先に、その職業はどんな「未来のしごと」になっているのか、さまざまな可能性に想いを巡らせました。最後には、チームで考えた新しい仕事に名前をつけて、全員でその新しい仕事のアイデアを共有しました。

新しい仕事のアイデアを通して、 未来の「働く」を想像する

認定NPO法人ブリッジフォースマイル理事(当時) 米澤 麻理子氏からのメッセージ

児童養護施設で生活する子どもたちは、一般家庭で生活する子どもたちに比べると、体験の機会や経験が少ない傾向にあると言われています。そのような子どもたちにとって、社会の第一線で働いている人との交流は、子どもたちが将来を考えるきっかけとして重要な意味を持ちます。

ブリッジフォースマイルの「ジョブプラクティス」では、「就労観の育成」を大切にしています。例えば、仕事をしていない親の下で育った子どもは、働かなくても生きていけるといった極端な思考を持ってしまうことがあります。ジョブプラクティスに参加することで、そのような、未来を考えるうえでの極端な思考をできるだけ排除し、働くイメージにつなげてもらいたいと考えています。

また、国からの給付型奨学金も比較的受け取りやすい状況にはなりましたが、申請には早い段階からの準備が求められます。そのため、施設で生活の落ち着きを取り戻した子どもたちには、なるべく早いタイミングで未来について考えてもらわなければなりません。それにはきっかけが必要です。PwCの「未来のしごと」プログラムを「ジョブプラクティス」として開催し、今ある仕事とその未来について考えられたことは、児童養護施設の子どもたちにとって大きなきっかけになったのではないでしょうか。

参加したある中学生は、「来年には進路選択しなければいけないので、どうすればよいかと思っていた。今回参加して、未来は簡単に変わるし、自分の力でも変わるから、あまり今気負わなくてもよいと思った」という感想を話してくれました。さまざまな場面で人との違いを感じることが多く、不安を抱えやすい施設の子どもたちですが、プログラムを経て前向きな気持ちを感じることができました。

また、参加した子どもたちの中には自分の意見が通らない不条理な体験をしているために、自分の意見を言うことに抵抗を持っていたり、人見知りになったりしがちな子も少なくなく、「色んな人と関わり、話すことの大切さに気づいた」「人と話し合い、決めることはとてもいいことだと改めて実感した」などの感想を聞けたことも印象的でした。

今後もこのようなプログラム開催を通じて、施設で生活する子どもたちが自分の未来を前向きに捉えるきっかけを提供していただけるとうれしいです。


PwCは今後もNPO団体やクライアント企業、教育機関などとのコラボレーションにより、次世代を担う人材がこれからの時代に必要なスキルを習得できるよう、機会提供に取り組んでいきます。

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