メディア業界向けコンサルティング事例

事例1:AI(人工知能)とアナリティクスを活用した番組視聴率予測モデルの構築支援

業界・クライアントの課題

メディアのチャネルが多様化する中、消費者のコンテンツ消費の仕方も多様化しています。

本クライアントは、過去の映画作品の買い付け、放送を手がけており、広告費として収益を得るビジネスモデルです。映画の買い付けの際、視聴率を予測した上で買い付け金額を決定しています。しかし近年、従来の勘と経験からだけでは正確な視聴率予想を立てることができず、買い付け金額決定に際し、判断が困難な状況でした。

PwCのアプローチ

まず、ターゲットとなる番組における過去10年以上にわたる視聴率についてあらゆる角度から評価、分析を実施しました。その結果、性別・年代別視聴率や興行成績など従来の指標だけでは今後の視聴率を予測するには不十分と判断しました。よって従来の指標に加え、天気、SNS上のコメント、大手OTTのラインナップなど視聴率に影響しそうなパラメーターをデーターベース化し、詳細な検証と分析を重ねました。

同時に番組視聴率予測のためだけにカスタマイズされた独自のAIも開発しました。このAIによる解析を評価・分析に加えることで、正確な視聴率予測モデル構築に成功しました。これにより、映画コンテンツ買い付けにおける金額決定を勘と経験だけに頼らずデータから導き出すことに大きく貢献しました。

事例3:eスポーツチームのパフォーマンス向上支援

業界・クライアントの課題

近年、コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦競技であるeスポーツが多くの人に認知されています。経済効果のみならず、クールジャパン戦略や地方創生、高齢・障がい者との共生、IoT教育などの社会的意義があるとされ、エンターテイメント業界における主要産業の一つとして市場の急拡大を続けています。

それと同時に数多くのeスポーツチームが設立され、持続的なチーム強化による競争力の維持、向上がチーム運営に求められてきています。

しかしながら、本クライアントに限らずeスポーツという新しい領域においては、チームのパフォーマンスを向上させるための方法論が確立されておらず、チーム強化の道筋が立てられない状況でした。

PwCのアプローチ

まず他の領域(スポーツ競技)での科学的な研究結果をベースに選手のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性のある生体情報(バイタルデータ)や施策の選定および各種関連データの測定を行い、試合中の選手の特徴を明らかにしました。

次に、試合データやプレイ内容の中に見受けられる選手のコンディションの短期的な変動に着目し、独自のアナリティクス技術を活用したパフォーマンスの推定を行い、バイタルデータや施策との関連性を分析しました。

結果として、戦況の変化によるバイタルデータの特徴的なシグナルの出現や、施策によるパフォーマンスの向上効果が確認され、チームや選手個人のパフォーマンス改善に役立てられています。

事例4:放送と配信を融合したKPI策定支援

業界・クライアントの課題

放送業界においては、今まで視聴率という単一指標でパフォーマンスを測定することが可能でした。

しかし、同時配信やオンデマンドによる動画配信という新しいサービスが登場する中、本クライアントでは、企業戦略に紐づいた各メディアにおける共通した測定方法を確立しておらず、パフォーマンスの測定が困難な状況でした。

PwCのアプローチ

まず、PwCとして、米系大手同時配信事業社を調査することで、どのように企業戦略から実際の配信におけるパフォーマンスを評価・分析しているかを詳らかにしました。また、その結果から放送業者が参考にできる点を示唆として提示しました。

その後、米系の伝統的大手放送局をベンチマークとし、同局がどのように動画配信事業に参入したのか、その当時の戦略から実際の測定方法までを調査しました。その結果から本クライアントの「あるべき測定方法」の方向性を提示することで、本クライアントの新しいメディアの在り方も含めた方針策定に大きく貢献しました。

事例5:ナレッジマネジメント構想策定および実行支援

業界・クライアントの課題

メディア・エンターテイメント業界ではM&Aによる国内シェア拡大および海外展開が積極的に行われており、同時に、デジタル技術を活用した複数の新ソリューションが開発されています。こうした背景により、社内および関連企業間での情報共有の仕組みを機能させることが、競合優位性を維持・向上させる上で急務となっています。そうした中、本クライアントでは、部署をまたいだ情報(ナレッジ)共有に対する現場社員の心理的な抵抗から、改革が停滞していました。

PwCのアプローチ

まず、ナレッジマネジメントの成否を決める上で重要な要因となる、個人が築き上げたナレッジの囲い込みやセクショナリズムを打破するためのチェンジマネジメントを念頭に置いた、あるべき姿・改革ロードマップを作成しました。

また、各部署の現場リーダーの社員が参画するプロジェクトチームを組成し、あるべき姿へ向かうための共通理解を醸成しながら、情報共有プラットフォーム構築や業務設計などの個別テーマの改革を推進しました。

これにより、部署をまたいだ情報共有に対する心理的抵抗が徐々に払拭されていきました。その効果は波及し、各社員がナレッジマネジメント効果を自ら享受すべく、情報共有に積極的に取り組むようになり、ついにはチェンジマネジメントに成功しました。

その他の業界へのコンサルティング事例

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主要メンバー

安井 正樹

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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原田 雄輔

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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豊島 良彦

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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重竹 誠

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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宮澤 則文

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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寺田 匡宏

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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