コンサルタントとは何かを自問自答
私は事業会社からコンサルティングファームを経てPwCコンサルティングに転職しましたが、前職時代には「コンサルタントとは何か？」「自分はコンサルタントと言えるのだろうか？」という葛藤がありました。コンサルタントとしての実績が少ないこともありましたが、クライアントに言われたことは対応できる一方で、クライアントに対して提言まではできない自分にもどかしさ・不安を感じていた気がします。
転職活動を通じて複数のコンサルティングファームの選考を進めていく中で、当時のPwCコンサルティングの面接官からは「その悩みを解決するためにどうすればいいと思う？」「どうして考えて行動しないの？」「クライアントのために他にできることはないの？」という、当時の私からすれば厳しい質問をいただきました。採用面接としては全く手ごたえはありませんでしたが、一からコンサルタントとして勉強・成長したいのであればとお声がけをいただき、自身の成長を確信したためPwCコンサルティングに転職することを決意しました。
クライアントの期待に応えられるように
必死にもがく毎日
PwCコンサルティングに転職して初めて参画したプロジェクトはこれまで経験がなかった大規模プロジェクトの支援でしたが、プロジェクト推進上のビジネスやテクニカル観点での不明点は社内外のソースを活用してキャッチアップを図り、クライアントの期待を満たすように、また超えられるようにはどうすればいいのかを考えながらもがく毎日でした。今思い返すと本当に大変でしたが、コンサルタントとしての考え方やプレゼンテーション、資料作成、期待値コントロール等、今の私のコンサルタントとしてのベースを作っていただいたプロジェクトだと思います。PwCメンバーやクライアントの皆様には心から感謝しています。
個人ではなく、One Team、One PwCとして高い付加価値を提供
どのプロジェクトにおいてもクライアントが抱える課題を個人で全て解決することはできません。PwC Japanグループは多くの専門家を有しており、何か困ったことがあった場合には気軽に聞ける文化があるように思います。X-LoS、X-OUというキーワードに現れていますが、業種別やサービスライン別の専門家とコラボレーションすることで自身の刺激にもなりますし、クライアントに対して高い付加価値を提供できると実感しています。
プロフェッショナルとしてマインド・プライド・パッションを持って一緒に切磋琢磨していきたい
我々のクライアントである保険会社はVUCA時代の到来により大きな変革を求められています。保険会社の新たな社会的役割も考慮しながら、新たな商品・サービス・提供価値、顧客接点の持ち方、新たなビジネスモデル・収益構造等の変革テーマに対して、コンサルタントとしてクライアントの成長を実現・課題を解決するためのサポートをしていきたいと思っています。
上記の変革テーマに対してクライアントが自ら解決できるのであればコンサルタントに相談されることはなく、相談をされた際にクライアントに対して提言・アドバイスすることは簡単にできるものではありません。そこで、社内の多くの専門家や同じ志を持ったメンバーとコラボレーションや切磋琢磨することで、クライアントの期待値に応えるだけでなく、自身のキャリアや成長という面でも現状に満足することなく、常にチャレンジししていきたいと考えています。
