田邊 晴康

パートナー 福岡アシュアランス部

1993年青山監査法人入社。非鉄金属、産業機械、自動車業界、石油会社、消費財などの主に製造業の金商法監査、法定監査に従事。また、内部統制アドバイザリー業務、IFRS適用支援業務および株式公開支援業務などの幅広いアドバイザリー業務も経験。2006年あらた監査法人設立時に、発起人社員として監査法人立ち上げ業務に関与。2010年パートナー就任。2016年大阪事務所赴任を経て、2019年福岡事務所 事務所長に就任。

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。

常に正しいことが何かを考え、挑戦し続けてきた

私が公認会計士の勉強を始めたきっかけは、実家が商売を営んでおり、家業を継いだ時に会計の知識が役に立つだろう、という軽い気持ちからでした。会計士がどのような仕事をするのか、その役割も責任も理解しないまま、この業界に飛び込みました。それから25年以上経った現在も、楽しく会計士を続けています。なぜここまで続けてこられたのかと振り返ると、自身の成長レベルに合わせて、一つ仕事をクリアしたら、さらに難易度の高い業務や、経験をしておけば必ず役に立つという任務に出会うことができたからだと思います。「こんな仕事を経験してみたい」と上司に伝えれば、その機会を与えてもらえたことも、やりがいにつながりました。挑戦に挑戦を重ね、気づいたら今の立場になっていたというのが率直な印象です。新しいことに挑戦する時は、不安や迷いが生じやすいものですし、あらゆる要因から苦渋の決断を迫られることもあります。しかし、どんな時でもPwCあらたが大切にしている「Doing the right thing(正しいことをする)」に立ち返り、常に正しいと思える選択をしてきました。正しいことを貫く姿勢を高く評価するPwCあらたの文化に鼓舞されてきたと感じています。

福岡事務所のポテンシャルは無限大

福岡事務所の所長に就任することが決まった時、年齢を重ねても、なお新しい経験が待っているPwCあらたは、改めて刺激的な組織だと認識しました。福岡事務所は開設して3年目を迎えたばかりですが、この3年間は地域に根を張り、基盤を固める時期でした。この時期を経て、福岡事務所をさらに拡大させていくという重要なタイミングでの着任は、私にとって大きな挑戦であり、同時に心の高ぶりを感じます。国際的な思考を備えた未来ある若いメンバーが集まる福岡事務所は、無限の可能性を秘めています。例えば、アジアの玄関口と言われる福岡に事務所を構えているという地の利を生かし、アジア各国に進出している九州の企業ならびに九州に進出している海外企業のバックアップをしていくことの意義は、非常に大きなものです。今後は、さらに複雑で未知の課題に取り組むケースが出てくると思いますが、メンバーそれぞれが専門性を発揮し、企業の課題を解決し続けることによって、長期的に信頼される事務所になれると思っています。これまでの経験を生かしながら、さらに新しい分野にチャレンジしながら、福岡事務所全員一丸となって、まずは事業規模を倍に拡大することを目標に掲げ、突き進んでいくつもりです。

地域経済の活性化に、ソリューション能力を高めて貢献したい

テクノロジーの進化に伴い、会計士の仕事や役割が変わることはすでに想定されています。AIなどを活用することで、正確性と効率性が改善され、人の手を介さずとも遂行される業務も多くなるでしょう。そうした状況を踏まえ、私たちは会計士として何をするのか、そして、クライアントに何を提供できるのかが、強く問われてくる時代が来ています。会計士の軸が会計および監査であるということは変わらないとしても、「会計+αの専門性」という個性を備えることで、ソリューション能力を磨き続けなければ、クライアントに信頼していただける会計士であり続けることは不可能だと思います。クライアントの課題は何か、何をもって解決できるのか、そこに貢献できる自分の個性は何かを常に考えておくことが求められています。福岡は私の故郷でもあり、新旧併せ持った視点から故郷を見ることができるという点も、私の一つの個性になると捉えています。私たちが、福岡をはじめ九州地域で活動する企業を支えることは、地域経済の活性化に直結します。福岡事務所の拡大とともに、故郷の活性化に貢献していきたいです。

未来の仲間へメッセージ

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