クロストーク「成長機会を与えてくれるグローバルな職場環境」

海外出向を経験した2人が語る、PwCあらたで実現できる国際的な働き方と、その魅力とは?

対談者

阿知波 俊樹(写真左)
シニアアソシエイト/消費財・産業財・サービス アシュアランス部

清水 麻奈美(写真右)
マネージャー/保険アシュアランス部

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。


阿知波 
私が人生で初めて海外暮らしを経験したのは大学時代です。交換留学で、米国のニューヨーク州へ1年間滞在しました。そこでグローバルな働き方を志し、自動車メーカーに就職し、たびたび出張で中近東やアフリカなどへ行っていました。2015年にPwCあらたに入社し、主に自動車関連のクライアントの監査を担当しています。入社4年目で3カ月間、PwCオーストラリアのパース事務所に短期派遣プログラムで出向しました。清水さんは、海外出向から戻ってきたばかりですよね?

清水 そうなんです。2018年9月から2年ほどPwC米国のニューヨーク事務所へ出向し、つい先日に帰国しました。でも、私は留学経験もなく、阿知波さんのように入社当初から英語が話せたわけではないんです。入社したころは英語に全く自信がなくて、国内系クライアントの監査チームにアサインしてもらっていました。でも、本当はグローバルな職場環境に憧れてPwCあらたへ入社したので、いつかはグローバルに働けるようになりたいと思っていました。

阿知波 私もまさにグローバルに活躍できる会計士になりたいと思って、PwCあらたに入社しました。実際に入ってみるとイメージ通り。部門内に外国人のメンバーがたくさんいますし、英語を使った国際業務をやりたいと手を挙げれば海外のクライアントを担当させてもらうこともできて、とても国際的な環境だと感じています。

清水 本当ですね。私はシニアアソシエイトになったタイミングで、外資系クライアントの監査チームにアサインを変更してほしいと希望を出したんです。チームに外国人が一人でもいれば、会議は全て英語で行われ、監査調書も英語で作成しないといけない。飛び込む時にはすごく勇気がいりましたし、入ってからは苦労もしましたが、結果としてOJTで日本にいながらも英語のスキルを磨くことができ、英語への自信を付けることができました。

(左から)阿知波 俊樹、清水 麻奈美

英語以上の難しさにも直面
多様な文化体験が自分の糧に

清水 海外に出向すると、日本との文化の違いを実感しますよね。阿知波さんが行ったパースではいかがでしたか?

阿知波 実際に行ってみると、プロフェッショナルとして求められる責任が大きくて大変でした。行っていきなり、シニアアソシエイトの役割として現場の指揮を任せられたり、社外の人ともパース事務所を代表して会話を進めなければならなかったり。3カ月の滞在でしたが、与えられた役割を全うすることにとにかく必死でした。

清水 同感です。私もニューヨーク出向時、「プロフェッショナルだからこれくらいやれるよね」と日常から言われ、プレッシャーはかなり大きかったですね。ただでさえ、英語がネイティブではないというハードルがあるので、初めは何をやるにも不安でしたし、緊張の連続でした。中でも一番苦労したのは、コミュニケーションの取り方。ニューヨークは人種のるつぼ、考えを明確かつストレートに言わないと相手に全く伝わりません。日本人は行間を読むことが得意なので、赴任当初は、つい日本的な曖昧な言い方をしてしまって、「何が言いたいか分からない」と質問攻めにあったことも数え切れません。海外へ出向したことで、自分と他者の考え方の違いをあらためて認識し、どんなコミュニケーションを取ればより効率的に仕事が進むかということを強く意識するようになりました。

阿知波 文化やバックグランドが異なると、日本的なコミュニケーションのやり方では解決しませんよね。でも、大変なことばかりではなかったですね。海外では、金曜日の16時半くらいになると、みんな飲みに行くんです。私が働いていると、他のチームのメンバーが必ず声をかけてくれて。3カ月しかいなかったのに、お別れ会も何度も開いてくれて、いまだに連絡を取り合っています。かけがえのないものを手に入れたと感じています。

清水 確かに、得るものは大きいですよね。そういう海外のワークライフバランスは日本が見習いたい部分だと思います。よい仕事をするにはきちんと休むことが大切、休暇の間は徹底して休むという考え方や、お互いのプライベートやライフステージを尊重し、アサインされた業務さえきちんとこなせば、働く時間や場所は自分に裁量があるという生活は、仕事との向き合い方を変えてくれました。ぜひ日本での働き方にも生かしていきたいです。

監査のスキルは万国共通
職場環境を語学習得に役立てて

阿知波 英語は大変でしたが、同時に監査という業務においては日本も海外もあまり違いはないということにも気付きました。PwC JapanグループにはPwC Audit Guideという監査手続書がありますが、内容は基本的には万国共通。監査がきちんと分かっていれば、海外でも認めてもらえます。監査はある意味、国を超えた共通言語だと思うんです。

清水 まさにその通りだと思います。英語やコミュニケーションでは本当に苦労しましたが、監査を分かっているというのは逆に大きなアドバンテージでした。入社したてのころは、英語で監査をしたらすごく大変だろうという勝手な思い込みで国内のクライアントばかりを担当していましたが、今となれば外資系クライアントのチームにもっと早く飛び込めばよかったと思います。

阿知波 グローバルに活躍したいなら、もちろん英語の準備も必要です。語学習得には意思と環境が大事。PwCあらたには日本に駐在している外国人もたくさんいるので、積極的に話しかけるのもよいと思います。私自身、パースにいたころに話しかけてもらってうれしかったので、お互いにWin-Winな関係が築けたら素晴らしいですね。

清水 その気持ち、すごく分かります。私は今後D&I(*)の活動に、海外で得た経験を生かしていきたいと思っています。自分と他者の違いを再認識し、多様性をお互いが認め、業務に生かしていくというようなマインドをPwC Japanグループのメンバーに伝えていけたらよいなと思っています。

阿知波 そうやって、得た知識や経験を積極的に共有する文化がPwCにはありますよね。海外での仕事に関して、駐在した先輩方の体験談を聞く機会もたくさんあります。やりたいと手を挙げた人にはトライさせてくれ、頑張る人を全力で応援してくれる会社です。これからグローバルに活躍したいと思っている人は、ぜひPwCあらたで夢に向かって突き進んでほしいです。

*D&I…ダイバーシティ&インクルージョン。お互いに相手を尊重し、一人ひとりが生き生きと働くことができるインクルーシブなカルチャーを指す

2人からのメッセージ

Fly high!(阿知波)

自由闊達に意見が交わされるPwCあらたには外資系のクライアントが多く、日本にいながら英語を使った業務をすることが可能です。外国籍のメンバーも多く、疑似留学の体験を味わえます。働きながら英語のスキルを磨き、グローバルに羽ばたくチャンスを手に入れましょう。
 

熱意と勇気(清水)

働きながら英語の勉強を継続することは大変ですが、熱意があればきっと頑張れます。そして、海外で働きたいと言い続ける勇気があれば、きっと仲間が応援してくれます。何もせずただ待っているだけでは夢は叶いません。ぜひ勇気をもって一歩を踏み出し、海外への扉を開いてください。

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