事業成長を加速させる攻めと守りの「両利きカルチャー」醸成・組織変革サービス

攻めと守りの「両利きカルチャー」

企業にとって不正・不祥事などの発生は重大な経営危機へとつながる場合があります。そのため、規範を遵守するよう従業員に求める「守り」の文化の醸成は言うまでもなく重要です。一方で近年ではイノベーションがますます重要になる中で、従業員の自発性や挑戦を促す「攻め」の文化醸成も注目されています。PwCは「守り」の文化と「攻め」の文化を両立させる「両利きカルチャー」こそが現代の企業組織にふさわしいと考えています(図表1)。

図表1:これからの企業経営に必要な攻めと守りの「両利きカルチャー」

人・組織の変革スイッチを押す心理的アプローチ

しかし、企業カルチャーの変革は容易なことではありません。カルチャー変革に取り組む際、多くの企業が制度や仕組みなどの「公式な要素」を論理面から変えようとします。しかし、カルチャーとは働く人々の無意識といった心理面にまで及ぶため、慣行や潜在的な観念などの「非公式な要素」にアプローチしない限り真の変革は成し得ません。

このような状況を受け、PwC Japan有限責任監査法人では制度などに対する論理的なアプローチだけではなく、人・組織の心理にまでアプローチするサービスを提供します(図表2、3)。人・組織の心理に関する深い知見と、心理的変化を促すソリューションにより、カルチャー変革を総合的に支援します。

図表2:PwCのカルチャー変革フレームワーク

図表3:カルチャー変革の2つのアプローチ

「両利きカルチャー」醸成サービス

カルチャーを構成する要素に対して心理的・論理的にアプローチするサービスとして、具体的には以下のようなメニューを用意しています。

  • 全体:カルチャー診断(As-Is)、ありたい姿策定(To-Be)、ロードマップ策定
  • 公式な理念:経営理念、行動規範、各種ポリシー(人事方針など)の策定 など
  • 公式な制度:人事制度・業績評価制度などの改定、人材フロー設計、組織・権限規程設計 など
  • 非公式な観念:公式な理念を浸透させるためのストーリー編さん など
  • 非公式な慣行:人材育成、組織開発、コンプライアンス浸透 など

図表4:サービスメニュー一覧

プロジェクトイメージ

上記のサービスを通じ、例えば以下のようなプロジェクトを行うことが可能です。

  1. 不正・不祥事を契機に:同調圧力の高い職場環境を改善し、互いの違いを尊重し合う関係性を構築する
    • 成果物設計においてはチーム編成理論を活用
    • 従業員の関係性のあり方に関する指針を策定
    • 違いを理解し生かし合う関係性を構築(これを支援する研修を実施)
  2. DXを契機に:従来の保守的な文化とは異なる、従業員が自ら挑戦する行動様式を促進する
    • 成果物設計においては内発的動機付けと経験学習の理論を活用
    • 新たな人事ポリシーを策定し、人材育成制度を設計
    • 挑戦意欲を持ち高い成果を追求する姿勢を醸成(これを支援する研修を実施)
  3. M&Aを契機に:会社の変動期に際して経営幹部層にリーダーシップのさらなる発揮を期待する
    • 成果物設計においては成人発達理論を活用
    • 経営幹部育成指針を策定し、経営幹部育成制度を設計
    • 自ら未来を切り開くリーダーシップ力を向上(これを支援する研修を実施)

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主要メンバー

辻田 弘志

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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大村 泰元

マネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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