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メタバース活用の大規模実証実験を目的とした社内イベントを実施

2022-08-10

PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、2022年度の締めくくりとして、6月27日(月)から6月29日(水)までの3日間、ビジネス戦略の社内浸透とメタバースのビジネス活用への可能性検証を目的とし、全社員を参加対象とした社内イベントを開催しました。

本イベントは、3,000台のVRゴーグルを用意し、複数のメタバースプラットフォームを活用した過去にない大規模な実証実験となり、経営層から社員まで一同に会し、3日間の総アクセス数*1は約8,800にのぼりました。

*1 アクセス数は、ログが確認できるステージエリアのみの数値です。

Web3.0はすぐそこに。変化に対応する「3つのDによる変革プラン」とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行や、オンラインツールの普及によるコミュニケーションの激的な変化など、時代は大きな変革を迎えています。企業においてもDXの波が押し寄せ、新たな時代に対応するため、自らのビジネスを抜本的に変化させていくことが求められています。

PwCでは、こうした変化に対応するため、グローバルで「The New Equation」という新しい経営ビジョンを策定しました。クライアントが求める「Trust(信頼)」と「Sustained Outcomes(持続的な成長)」の実現を支援するために、まずは自社の組織やサービスを見直す意味が込められており、大規模な自己変革を進めています。日本のPwCコンサルティングにおいても、2021年7月に「3つのDによる変革プラン」を新たな戦略として掲げました。

「Design(新しい姿を描き、作る)」
「Disruption(従来の概念を覆す)」
「Dimension(多面的に考える)」

の頭文字を取った3カ年計画であり、自らの組織の抜本的な改革に取り組んでいます。本戦略では、クライアント、業界の課題やインサイトをいち早く理解し、素早くかつ適切な提案を行うことで、クライアントの持続的成長の支援、変革への要求に応えていくことを目指しています。

2022年度末(6月)にはこの戦略策定から1年を迎えることを契機に、改めて「3つのDによる変革プラン」の全社員への周知や理解促進を図るべく、メタバースを活用した社内イベントを企画しました。

本イベントの開催手法としてメタバースを活用したのは、戦略の周知・理解促進だけではなく、COVID-19の影響で物理的な接触を介するコミュニケーションが制限される昨今の環境においても、メタバース空間の没入感や臨場感を活かし、社員のエンゲージメントを向上できると考えたためです。

加えて、PwCコンサルティングが2022年3月に発表した「メタバースのビジネス利用に関する日本企業1,000社調査」では、企業の約9割がメタバースをビジネスにおいてチャンスと捉えており、この1年でメタバースのビジネス活用を検討・実行する企業が爆発的に増える可能性があることが明らかになりました。一方で、活用のイメージが具体化していないという課題を抱える企業も多いことから、当社がクライアントに先んじてメタバースを活用した取り組みを体験することで、課題などを理解し、知見を蓄積することも目的の一つとしました。この経験を通じ、より質の高いコンサルティングサービスを提供することを目指します。

今回のイベントは、最先端テクノロジーを活用していますが、これは新しいテクノロジーの単なる導入ではなく、世の中を変えるかもしれないモメンタムに対し、PwCコンサルティングがいち早く投資して取り組むという意思、まさに「3つのDによる変革プラン」を体現したものです。

社員への戦略浸透・エンゲージメント向上・実証実験を同時に実現するプログラム

今回構築したメタバース空間は、複数のメタバースプラットフォームを体験できるような構造とし、ステージエリアとコミュニケーションエリアの2つで構成しました。

社員への戦略浸透、エンゲージメント向上に加え、2つのプラットフォームを利用することでより多くの知見を蓄積するという実証実験の全ての目的を同時に実現する設計です。

ステージエリア

プラットフォーム:cluster(クラスター)

プログラム:以下の3つに大別されます。

  1. キーノート:「3つのDによる変革プラン」の狙いや展望をPwCコンサルティングの経営陣やリーダーが解説するトークセッション。「3つのDによる変革プラン」に基づいて、リーダー陣が具体的にどのようなことにチャレンジしているかについて語りました。スピード感のある変革の実行、価値創造、社会課題に対する取り組みやグローバルの観点など、多角的にPwCコンサルティングの強みや取り組みを説明することで「3つのDによる変革プラン」に対する社員の理解を促進。戦略や業務に関連する点だけではなく、各セッションのアイスブレイクでは、各リーダーのプライベートな話にも触れ、人柄も伝わるような7つのセッションを実施しました。
  2. 対談:各界で活躍する有識者ゲストとPwCコンサルティングの専門家の対談。メタバースビジネスの可能性を議論する4つのセッションを実施。
    対談セッションテーマと登壇いただいた有識者(一部)

    「激変するアート界 メタバースがもたらす恩恵とは」
     AR三兄弟 川田十夢氏
    「メタバースが切り拓くビジネスの未来」
     VRアーティスト せきぐちあいみ氏
    「メタバース× エンタテイメントが日本をアップデートする」
     COMMUNICATION CREATOR/EYE VDJ 武藤将胤氏
  3. エンタテイメント:お笑い芸人やアーティストをお招きし、メタバース空間内でパフォーマンスを披露いただきました。メタバース活用が進んでいるエンタテイメントの要素を取り入れると同時に、社員が楽しみながら参加できることを重視した12のセッションを実施しました。

コミュニケーションエリア

プラットフォーム:VR chat(VRチャット)

社員がイベントプログラムをきっかけに語り合えるメタバース空間で、コミュニケーションの活性化を図ることを目的とし、部門別、テーマ別(イベントについて語る、メタバースやVR、Web3.0を活用したビジネスについて語る、社内イベントについて語るなど)のルームを設けました。

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5種類のアバターを用意。鏡の前で自分の動きを確認し、独特な動きを体験

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メタバース上で乾杯。誰とでもコミュニケーションを取りやすい環境を意識しました

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縁日を模した会場で、輪投げや花火などを楽しめる設計に

没入感と一体感はメタバースの最大のメリット、課題はセットアップ

自社で実際にメタバースプラットフォームを活用したイベントを実施することで、メタバースのビジネス活用においていくつかの課題やメリットが見えてきました。

課題としては、主にセキュリティ面や、VRゴーグルのセットアップ・装着時に生じる運営面でサポートが必要になることなどがあげられます。一方で、メタバースの良い点として、グローバルなプラットフォームであるため、どこにいても同じ環境に入ることができるのはコロナ禍において明確なメリットといえます。また、VRゴーグルを利用することでより高い没入感や臨場感も得ることができ、社員のワクワク感やエンゲージメント向上を喚起できることもメリットのひとつです。

実際にイベントに参加した社員は以下のようにコメントしています。

「実際に体験したことで、何人まで同時にコミュニケーションが取りやすいかなどについて感覚的に理解できた。クライアント向けの発表会や採用候補者向けの企業案内へのメタバース活用について、より具体的に検討できそう」

「メタバース空間でリーダー層や有識者の話を聞くことができ、今後切り拓いていく未来や可能性に対する視野が広がった。なによりワクワク感が高まった!」

「移動しなくてよく、隙間時間で参加できたため、対面に勝る利便性があると実感できた。リアクションを取る手段のバリエーションが多いと、声を出さないステージ型のメタバースでも一体感を感じやすい。プレゼンテーションは、動的な要素と双方向性があった方が、よりイベントらしさが出て没入感を感じたのではないか」

「まず他者より先に取り組む、ということを実感できた。こういった取り組みをする会社を誇らしく感じたし、その一員として嬉しい」

「プラットフォームをまたいだメタバース経験は難しいのではと感じる一方で、しばらく滞在して慣れてくると思いのほか自然にふるまえた。アクセス面へのネガティブなイメージを払しょくできる強さのある、『期待してもらえる』メタバース空間内のコンテンツ設計が肝要」

新しいコンサルティングの在り方の実現に向けて

今回の社内イベントでは、VRゴーグルの調達から、セキュリティ関連、複数のメタバースプラットフォームの利用、コンテンツ内容やイベントに関する社内周知、運用面でのサポートなど、3,000名以上を対象に企画したからこそ得られた知見が多くあり、本イベントの目的の一つでもあるメタバースのビジネス活用の可能性検証を着実に行うことができました。

今後、PwCコンサルティングではイベントを開催して得られた示唆をレポートとしてまとめ、メタバースがPwCコンサルティングの仕事や働き方にどう影響を与えるかを検討すると同時に、クライアントがメタバースを活用するにあたって直面する課題や解決方法などについて発信していく予定です。

メタバース活用を検討されているクライアントの成長に伴走するパートナーとして貢献できるよう、引き続き変革を進めてまいります。

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主要メンバー

林 和洋

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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長嶋 孝之

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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田中 裕子

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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