米国関税アップデート:カナダへの50%追加関税発動

2026-08-26

関税貿易ニュース
2026年8月26日

米国大統領は2026年7月20日、1930年関税法第338条(以下、338条)に基づき、カナダ産品に対して50%の追加関税を課す大統領布告に署名しました。本措置は、カナダが米国産の自動車、酒類および乳製品に対して差別的な待遇を行っていることを理由とするものです。対象品目は上記3分野にとどまらず、ワイン、セメント、機械、電気機器等、広範な品目に及びます。 

本関税は当初8月19日に発動予定でしたが、3日間の一時停止を経て2026年8月22日に発動されました。338条に基づく関税発動は同条の制定以来初めてです。また、米国・メキシコ・カナダ協定(United States-Mexico-Canada Agreement:以下、USMCA)の適格品であっても追加関税の対象(免除なし)である点が、2026年7月24日発表の通商法第301条に基づく関税との重要な相違点です。 

  • 338条に基づく関税措置の概要
  • 対象外品目
  • 通商法第301条に基づく関税との主な相違点
  • 発動の経緯と現状
  • 日本企業への実務上の留意点

米国関税アップデート:カナダへの50%追加関税発動

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