グループ内財務戦略

グローバル展開する企業において、キャッシュプーリングやグローバル財務機能の集約・統合といったグローバル財務戦略は、その活動を支える重要な経営戦略となります。私たちは、豊富な経験と海外でのネットワークを通じて、企業のグローバル財務戦略の立案・実行を支援します。

サービス

国内外の複数のグループ企業の資金効率を高めるため、また、クロスボーダーでの資金需要にタイムリーに対応するため、クロスボーダーでのグループファイナンスやキャッシュマネジメントの重要性が高まっています。その一環として、キャッシュプーリングや債権・債務のネッティングがクロスボーダーで行われるようになっています。また、グローバルレベルでの一括資金調達を行うとともに財務リスクを一括管理しながら、同時に財務関連業務の効率性を高めるべく、グローバルの財務機能を国外の金融子会社に集約する日系企業も増えています。そうした財務戦略を実行するにあたって重要となる源泉所得税、移転価格税制および過少資本税制等の課税関係、その他グローバルで留意すべき外為規制、会社法を含むコンプライアンス全般等を踏まえて、財務戦略の策定・実行を支援します。

具体的には、以下のような業務提供が可能です。

  1. 以下の事項のグランドデザイン、導入や実行支援
    1. グループ財務方針（配当、為替、貸付など）の策定
    2. キャッシュプーリング、グループファイナンスや余剰資金還流
    3. トレジャリー・マネジメント・システム（TMS）
    4. 為替リスクの集約管理と為替ヘッジスキーム
    5. リージョナル金融子会社あるいはグローバル金融子会社の設置
    6. その他関連する事項
  2. 金利や保証料等金融取引に係る源泉徴収、取引税、移転価格税制やタックスヘイブン対策税制、その他関連する税制の分析・検討、コンプライアンス業務など

PwC税理士法人は、金融業務に豊富な経験を有する日本の専門家と当法人のカントリーデスク所属の海外専門家、そしてPwCメンバーファームの現地専門家が一体となったチームを組成し、適切な財務戦略の策定・実行を支援します。
 

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主要メンバー

西田 宏之

パートナー, PwC税理士法人

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池田 太将

ディレクター, PwC税理士法人

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