CTO・研究開発部門向け技術戦略支援

CTO・研究開発部門への期待の高まり

昨今、CTO(最高技術責任者:Chief Technology Officer)および研究開発部門に求められる役割は、従来の技術開発の専門組織にとどまりません。全社戦略の中核として、以下のような多様な期待に応えることが求められています。

  • 先端技術のトレンドを踏まえた、全社における中長期経営戦略への示唆の提供
  • 社会・ビジネスパートナー・投資家に向けた、自社技術の強みの分かりやすい発信(IR・ステークホルダーコミュニケーション)
  • 既存事業でDXを行うことによる収益性・競争力の向上と、顧客体験の進化
  • 先端技術を起点とし、他社とのエコシステム形成を視野に入れた新規事業の創出
  • 新しい期待に対応する多様な人材の開発(採用・育成・リスキリング)

PwCコンサルティングは、こうした変化を踏まえ、CTO・研究開発部門に期待される企業変革と成長のドライバーとしてのミッションを実現するため、戦略の立案と実行の両面から支援します。

図表1:技術部門/CTOに期待される役割

地政学や産業アーキテクチャの変化を踏まえた技術戦略の必要性

先端技術に対する国全体の戦略投資に加え、各国の経済安全保障戦略の変化、紛争によるサプライチェーンの分断などの地政学的な要因は、これまでの産業アーキテクチャを大きく変化させ、結果として企業の技術戦略・R&D投資の前提を大きく揺るがしています。

このような外的要因の変化を前提としつつ、企業の技術戦略策定においては、「自社の価値観」を前提としたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を明確にしたうえで、自社ならではの成長戦略を立てることが重要です。

PwCコンサルティングは、各国政府や国際機関の発表資料、政策動向、産業別の技術ロードマップなどを踏まえ、以下の観点から将来の産業アーキテクチャの変化を分析し、クライアント企業の技術戦略を支援します。

  • 破壊的イノベーションが加速している技術領域の動向と各産業への影響
  • 各国が強みとしている、もしくは、今後の強化を狙っている技術・産業領域の動向
  • 外国依存度が高く、規制・安全保障の観点からサプライチェーンリスクの高いサービス・製品・原材料の動向
  • 戦略上の重要物資・重要技術に関する国際ルール・規制・支援策の動向

このような市場全体の変化と自社のMVVを組み合わせ、「どの領域に、いつ、どの程度リソースを投下すべきか」や「どの領域で自律性を高め、どの領域でパートナーシップや外部依存を前提とするか」など、自社の技術ポートフォリオを構築するうえで必要な意思決定を支える示唆を提供します。

AIを活用した技術戦略の継続的な運営

立案された技術戦略を実行に移し、継続的に運営するためには下記の活動が必要となります。

1)技術ポートフォリオの構築・運営

  • 研究テーマの可視化(技術ポートフォリオの策定)
  • 成熟度・事業貢献度・リスク・時間軸を踏まえた投資・撤退・強化の判断基準の策定
  • 複数事業・複数地域にまたがる技術ポートフォリオのガバナンス設計と運営プロセス構築
  • ポートフォリオに関連する自社無形資産(特許・ノウハウ)の管理

2)技術起点の新規事業創出

  • 新規事業戦略の立案
  • 必要な他社技術・特許の選択、技術DD(デューデリジェンス)、M&Aの実行
  • 新規事業の体制構築

3)研究開発テーマの運営

  • 研究テーマの探索・評価・選定プロセスの設計
  • マイルストーン管理、KPI/KGI設計、ROI評価などのR&D管理手法の高度化
  • オープンイノベーションや産学連携、スタートアップ連携を含めたR&Dエコシステムの構築支援
  • 人材ポートフォリオ・リスキリング戦略を含む、テクノロジー人材のマネジメントの強化

PwCコンサルティングは、これらの実行を支援するに際して、さまざまなAI/デジタルツールを活用しています。特に特許・技術の分析・評価については、各技術の強み(成熟度)に加え、技術に対する投資動向も含めたIPランドスケープに対応可能なツールであるIntelligent Business Analyticsを用いることで、他の分析ツールでは得られない技術動向を取得することが可能です。

図表2:技術戦略立案・運営のフレームワーク

支援例

サーキュラーエコノミー事業構想支援

大手メーカーのサーキュラーエコノミーに関する新規事業において、外部環境の調査、先行者の分析、将来を見据えた事業シナリオの策定、それに基づく事業構想からアライアンス戦略の立案を支援しました。

PwCコンサルティングの支援では、技術知見、ビジネス知見双方を併せ持つメンバーが伴走し、単なる分析にとどまらず、クライアントと共創することで新たな事業領域を開拓しています。

  • 外部環境分析
    サーキュラーエコノミーの政策、社会の受容性、市場ニーズ、技術を取り巻く環境の変化とその影響の分析
  • 市場・技術分析
    どのようなプレイヤーがどのような技術でサーキュラーエコノミーに関与しているか、独自のAI分析ツールを用いた解析
  • シナリオ策定
    市場参入に際して、複数のテーマでの将来シナリオ策定、および各シナリオにおける想定ステークホルダーとのアライアンス戦略立案
  • 実行計画
    各シナリオの技術開発やアライアンス戦略に基づいた、実行計画と開発ロードマップの策定

先端技術に関する知財のオープン&クローズ戦略策定

PwCコンサルティングは、先端技術の社会実装に必要な知財のオープン&クローズ戦略の策定から実行まで、ワンストップでクライアントを支援します。先端技術のオープン&クローズ戦略策定には、当該技術に関する深い理解と産業エコシステムを見通すビジネス知見の両方が必要です。高い専門性を持つメンバーが参画し、事業と技術戦略との整合性を持ちながら知財のオープン&クローズ戦略策定を支援します。また、関係部門へ戦略を落とし込むための具体的なステップを構築して、その実行まで支援します。

  • 市場・技術分析
    次世代IT基盤を取り巻く市場調査と、要素技術にも踏み込んだ技術トレンドの分析
  • 自社の戦略とコア技術の特定
    ヒアリング調査を通じた競合の技術分析、およびクライアントがコアとすべき技術の特定
  • 知財や技術のオープン&クローズ戦略の策定
    クライアントのコアな技術を外部に広く公開(オープン)するか閉じる(クローズ)かの判断基準の設定、要素技術単位の戦略方針策定
  • 戦略実行
    戦略をスムーズに実行するため、担当者レベルで判断できるガイドラインの策定

主要メンバー

三治 信一朗

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

菅原 泰広

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

近藤 芳朗

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

椿 祥隆

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

{{filterContent.facetedTitle}}

{{contentList.dataService.numberHits}} {{contentList.dataService.numberHits == 1 ? 'result' : 'results'}}
{{contentList.loadingText}}

{{filterContent.facetedTitle}}

{{contentList.dataService.numberHits}} {{contentList.dataService.numberHits == 1 ? 'result' : 'results'}}
{{contentList.loadingText}}

本ページに関するお問い合わせ