
製造業の未来を切り開くエンジニアリングチェーンのDX
日立製作所のリーダ主任研究員 長野岳彦氏と主任技師 大石晴樹氏、PwCコンサルティングのシニアマネージャー佐藤 涼太が、設計開発領域の変革に取り組む理由、変革ポイント、活動推進における課題について議論しました。
昨今、日本企業の研究開発費は伸び悩んでおり、米国や中国との差が拡大しています。また、各国では特定の産業において研究開発投資が伸びているのに対し、日本企業では業種に関係なく一定であり、売上高に対する研究開発費の比率や研究者数についても、横ばいとなっています。
企業の売上高と研究開発費は、業種による寄与度の差はあるものの正の相関があることが知られています。
そのため、思い付きのような経緯で研究開発テーマを設定したり、一度設定した研究開発テーマの継続に対する妥当性を定期的に点検せずに研究開発を続けたりといった、従来よく見られた進め方のままでは、限られた投資の中で、より効率的に研究開発を進めることは困難です。
これまで、研究所や技術開発本部などの組織は、「聖域」などと呼ばれ、改革を実行しにくい環境にありました。そのため、それら組織の業務やプロセスを改革するという点については、企業ノウハウとして蓄積することができておらず、昨今の状況下で、改革推進にお悩みの企業が非常に増えてきています。
PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)では、このようなお悩みを持つ数多くのコーポレートR&D部門に対して、事業貢献の観点から過去および将来の研究開発テーマの妥当性について評価を行い、効果的なテーマ設定、テーマ継続の意思決定、効率的な研究開発推進など、コーポレートR&D部門改革を数多く支援しています。
研究開発テーマ(技術)が適用された商品・サービスを実現するための機能と、それを実現するための技術を体系化し、商品・サービスが生み出す売上・利益のうち、それぞれの貢献割合から定量的に評価します。
PwCコンサルティングは保有するナレッジを活用し、クライアントを支援します。
さまざまなご要望に合わせた支援が可能です。
一度設定された技術開発テーマは、事業貢献有無にかかわらず開発が継続されている状態であった
各研究開発テーマのフェーズごとに、将来の事業貢献度評価を行い、 研究開発テーマの中断/継続の意思決定のインプット情報としてとりまとめ
日立製作所のリーダ主任研究員 長野岳彦氏と主任技師 大石晴樹氏、PwCコンサルティングのシニアマネージャー佐藤 涼太が、設計開発領域の変革に取り組む理由、変革ポイント、活動推進における課題について議論しました。
近年、自動車業界においてもAI技術の革新が進んでいます。 新たな安全規格となるISO/PAS 8800の文書構成や既存の安全規格(ISO 26262, ISO 21448)との関連性について概要を整理するとともに、AI安全管理およびAIシステムの保証論証について紹介し、AIシステム開発における課題について考察します。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。