ローコード開発プラットフォーム関連プロダクト

PwCが提供する、高速開発に最適なローコード開発プラットフォームである「Digital Maker」の概要とDigital Maker上で開発したソリューションをご紹介します。

DXの背景について

経済産業省が2020年に公開した「DXレポート2」によると、国内企業全体の9割以上がDXに未着手、またはDX途上企業という状況であり、経産省はこのレポート内で企業側が「直ちに」「短期に」「中長期に」対応すべきアクションをそれぞれ提示しました。これらのアクションの中には、「DXを担う関係者の間での共通理解の形成」や「DX人材の確保」が挙げられていますが、その対策の1つとしてローコード開発が注目されています。ローコード開発は、アジャイルな短期開発に適しており、専門的な知識も必要とせずシステム開発を行うことができます。また、拡張性も高く業務プロセスの変化にも柔軟に対応可能です。

Digital Makerとは

Digital Makerは、PwCが提供する「高速開発に最適なローコード開発プラットフォーム」であり、エンタープライズなシステムセキュリティの提供と、迅速なデリバリーを可能としています。既に複数のPwCテリトリーやクライアントにて導入実績があり、従来の開発速度より最大10倍の速さでシステム開発が可能となっています。

Digital Makerの主な特徴として、AI-OCRによる文字の読み取り機能（英語、中国語対応）や、リアルタイムに統合された高度な分析・洞察・レポート機能、多要素認証と包括的なアクセス制御やデータの暗号化機能を備えています。また、作成したアプリケーションはPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも利用可能です。さらに、内製化をサポートすることも可能です。