コネクテッドサプライチェーン Powered by SAP

コネクテッドサプライチェーンにより実現するデジタルオペレーション

デジタル化の波が進む中、企業は複雑なサプライチェーンをより適切に管理する方法を求めています。サプライチェーンの可視性を高め、迅速に革新し、市場に新商品を投入し、サプライチェーンの効率性についてより多くのインサイトを得ようとしています。

PwCは、サプライチェーンと製造プロセス変革の領域をリードしています。PwCの業種別の専門知識と、世界クラスのSCOR(Supply Chain Operations Reference:サプライチェーン活動参照)モデルによるベンチマーキングの活用により、SAP S/4HANAのインテリジェントテクノロジーを最大限に生かした企業のサプライチェーン・マネジメント改革を支援します。

経営層が求めるコネクテッドサプライチェーンを実現に導くSAP S/4HANAの機能

  • サプライチェーンにおけるパフォーマンスのリアルタイム測定
  • サプライチェーンにおける仮定シナリオのシミュレーションと収益性分析
  • サプライチェーンと製造プロセスの効率化
  • 追跡管理、予知保全、IoT、AI、機械学習、ブロックチェーン、ビッグデータを活用した需要主導型サプライチェーン
  • クラウド機能の活用と継続的な革新による柔軟性と敏しょう性の維持

PwCが提供するサービス

Step1
SAPソリューションをベースとしたサプライチェーン高度化の機能とスコープの概観

  • SAP S/4HANAおよびSAP Ariba、IBPなどのクラウドアプリケーションの主要な機能を紹介
  • 改善余地のあるプロセスを可視化し、改善や変化により実現できる事業価値や関連する事例の測定基準を提示
  • クライアントが十分な知識を基に意思決定を進められるよう、経験に基づいた知見を提供

Step2
導入に向けたアセスメントとロードマップの策定

  • 事業戦略およびIT戦略、ビジョンやゴールを踏まえ、導入効果の測定基準を策定
  • 現行のシステムアーキテクチャを調査し、最適化されたシステムランドスケープでビジネスメリットを確実に得られるよう、変革すべきシステム範囲を特定
  • 変革に求められる技術的条件や機能的要件の整合性を確保
  • 大規模なカスタマイズを評価し、SAPソリューションのデジタルコアや関連するクラウドアプリケーションを提案。業務プロセスの標準化および調和を支援
  • 現状から、シームレスなユーザーエクスペリエンスを備えた機能的でデジタル化されたサプライチェーンを確立するまでの移行計画を構築
  • 現行のIT戦略、業務要件と将来的な可能性・拡張性に照らし合わせ、展開オプションを評価

Step3
費用対効果の分析

  • サプライチェーン・マネジメント強化のためのSAPソリューション導入の投資費用対効果を分析
  • 計画、調達、ロジスティクス、発注管理など機能レベルでのベネフィット分析を提供
  • SAP S/4HANAをコアアプリケーションとし、他の機能オプションを業務要件に基づき評価
  • さまざまな導入オプションに対するコストと、関連する短期および長期のメリットと妥協点を評価

Step4
SAPソリューション導入のロードマップの策定

  • SAPソリューションのロードマップ決定のために、業務要件、IT戦略および長期ビジョンをファクトベースで評価
  • 重要な決定、活動内容、依存関係、タイムラインなど、クライアントごとにカスタマイズした導入アプローチを作成
  • ロードマップ上の各マイルストーンが業務上のメリット実現と合致するよう、メリット実現に向けたタイムラインを明確化
  • デジタルジャーニーの継続期間にわたる、ビジネスの段階的な成長とサプライチェーンの漸進的なデジタル化を明確化

Step5
PoC(Proof of Concept:概念実証)

  • サプライチェーン・コントロール・タワーや進化したMRP(Material Requirements Planning、またはManufacturing Resource Planning)など、サプライチェーンユースケースを作成および紹介
  • IoT、RPA、ブロックチェーン、機械学習、AI、ビッグデータを最大限に活用したデジタル・サプライチェーンのユースケースを特定
  • デジタルコア、主要なサプライチェーン関連のクラウドアプリケーションを利用したプロトタイプを構築し、変革のために必要となる各種変化やトレーニングの要件をプロトタイプを活用して評価

Step6
SAP S/4HANA導入

  • PwCのメソドロジーを活用し、リソース投入から設計、構築、テスト、運用までエンド・ツー・エンドで導入を支援
  • チェンジマネジメントとトレーニングカリキュラムを開発・実施し、部門横断のチームづくりを行い、デザインシンキングとアジャイル開発を適用
  • 導入前後の定量的評価の徹底的な実施により、期待される業務上のメリットが実現されているかを確認