〈ポイントをおさえる〉クロスボーダー取引における間接税の実務

  • 2026-08-24

PwC税理士法人は、書籍『〈ポイントをおさえる〉クロスボーダー取引における間接税の実務』を発刊しました。

企業が国境を越えて事業を展開し、取引がデジタル化し、サプライチェーンが複雑になるなかで、付加価値税(Value Added Tax:VAT)や物品サービス税(Goods and Services Tax:GST)に代表される付加価値税型間接税は、税務部門だけの論点ではなくなっています。

本書は、間接税に共通する基本的な仕組みと考え方を押さえ、どの場面で何が論点になりリスクが生じやすいのかを理解することに重点を置いています。税務担当者はもちろん、経営者、営業、購買、物流、IT、コンサルタントなど、実際に取引や業務設計に関わる方々が、自分の業務の中で間接税をどう捉え、何を確認し、どのように社内で連携すべきかを考える手がかりとなることを目指しています。

VAT・GSTや消費税の基本構造や国境調整の考え方、課税関係の検討ステップ、インボイス対応といった要点を体系的に整理したうえで、諸外国・日本それぞれのケーススタディを通じて間接税の実務を実践的に解説した一冊です。

<目次>

序章 グローバルビジネスと間接税――現代企業が直面する課題と実務の最前線

1 ビジネスで間接税(VAT/GST)と遭遇する場面と悩み
2 なぜ今、間接税が問題になるのか――グローバル化・デジタル化・制度改革の波
3 本書の目的と構成

第1章 付加価値税型間接税の基本的な仕組みと考え方

第1節 間接税を負担するのは誰か

1 間接税の基本的な仕組み
2 VAT/GSTの仕組みと負担者
3 売上税の特徴と負担者
4 物品税の特徴と負担者

第2節 国によって多種多様なVAT/GST制度

1 税率の違い
2 課税対象の範囲
3 前段階税控除の仕組み
4 免税事業者・簡易課税制度
5 税務行政(執行)やITインフラの違い
6 国際取引とVAT/GSTの国境調整

第3節 国境調整――クロスボーダー取引における間接税処理の基本

1 国境調整
2 輸出と輸入
3 クロスボーダーサービスにおける仕向地主義の適用
4 リバースチャージ
5 EU域内取引

第4節 どのようなステップで課税関係を検討すればよいか

1 課税対象取引の範囲
2 課税関係の検討ステップ

第5節 間接税の登録と登録閾値――課税取引があっても直ちに申告・納税義務が生じるわけではない

1 登録義務と登録閾値
2 登録手続
3 国外事業者のための簡易登録手続

第6節 前段階税控除の仕組み

1 前段階税控除とは
2 控除・還付を確実にするための要件に注意

第2章 間接税のマネジメント

第1節 会社全体で間接税に対応することの難しさとポイント

1 会社全体で間接税に対応することの難しさ
2 課題への対応のポイント

第2節 インボイス――申告以前の問題

1 インボイス(請求書)がなぜ重要か
2 電子インボイスの潮流
3 日本のインボイス制度の概要と記載要件

第3章 ケーススタディ

第1節 諸外国の間接税
第2節 日本の消費税

〈ポイントをおさえる〉クロスボーダー取引における間接税の実務
  • 出版社:清文社
  • 著者:PwC税理士法人 溝口 豪
  • 定価:2,600円(税抜き)
  • 発行日:2026年8月

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