日系メーカーに勝機。「社会的データ」から、価値あるサービス創出を

人間拡張研究センター 研究センター長 持丸氏×PwCコンサルティング パートナー 諏訪【後編】

ビジネスモデルが大きな転換期を迎える中、いま注目が集まる技術「人間拡張」。国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)・人間拡張研究センターの研究センター長で、この分野のトップランナーである持丸正明氏と、PwCコンサルティング合同会社パートナーの諏訪航が人間拡張技術を巡って議論した対談の後編。日本の産業界が世界に伍していくために鍵となる「サービス化」について、2人が意見を交わした。

PwCでは、「DX時代において国内テクノロジー企業が本当に為すべきこと」というテーマで、日本のテクノロジー企業に対する提言を行っています。

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持丸 正明 氏

国立研究開発法人産業技術総合研究所
人間拡張研究センター 研究センター長

1988年、慶應義塾大学理工学部機械工学科卒。1993年、慶應義塾大学大学院博士課程生体医工学専攻修了。博士(工学)。同年、通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所入所。2001年、改組により、産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究ラボ副ラボ長。2010年、デジタルヒューマン工学研究センター長、およびサービス工学研究センター長を兼務。2015年より産業技術総合研究所人間情報研究部門長。2018年より人間拡張研究センター長。専門は人間工学、バイオメカニクス。人間機能・行動の計測・モデル化、産業応用などの研究に従事。

諏訪 航

PwCコンサルティング合同会社 パートナー

外資系メーカー、大手コンサルティングファームを経て現職。総合電機・半導体・精密機器・通信機器・SIなどのハイテク産業を主に担当し、サプライチェーン・エンジニアリングチェーンの再構築やグローバル経営管理の高度化などにおける構想策定から実行支援までの経験を豊富に有する。近年はデザイン思考とテクノロジーを用いた新規事業創出やデジタルトランスフォーメーション/チェンジマネジメントをリードしている。

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