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今回は、PwCグローバルネットワークのメンバーファームであるPwC米国が発表した「Q1 2021 Capital Market Watch」の概要を日本語で紹介します。
2021年第1四半期の米国株式市場とIPO資本市場は、SPAC銘柄の継続的な増加によってあらためて記録的高水準となり、389件のIPOにより1,250億米ドルが調達されました。従来のIPOは、それ以前の四半期からほぼ横ばいであったことから、増加の要因となったのは、複数の業種を対象としたさまざまなSPAC(特別買収目的会社)銘柄に対する市場の興味と熱意の高さによるものであったと言えます。また、一部で注目度の高かったSPACの買収がメディアの注目を集めたことで、一般にも大きな関心を生み出しました。IPO市場の現在の驚異的ともいえる成長ペースが今後も続くかどうかには疑問が残りますが、IPO候補企業が多数存在することは、投資家の継続的な高い投資意欲と相まって、2021年IPO市場の継続的な成長に寄与するとPwC米国は見込んでいます。
米国債券市場では、2021年第1四半期に7,890億米ドルが調達されました。調達資金のほとんどはリファイナンスに回された一方で、M&Aでの株式取得の増加が顕著でした。米連邦準備理事会(FRB)は2021年内の利上げを予定しておらず、利上げには非常に慎重な姿勢を示していました。しかし、インフレ率やGDP成長率など他の要因も考慮されたことによって、最近の市場では10年米国債利回りが高騰しました。LBO原資を中心とするレバレッジド・ローン市場は、プライベート・エクイティ企業が手元資金を準備するにつれて、活況を呈するとPwC米国は予想しています。
詳細については、「Q1 2021 Capital Market Watch」(英語原文)をご覧ください。
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