LIBORと金利指標改革

2021年末、LIBORの公表停止が見込まれています。企業はこれに伴い、自社への影響範囲を正しく理解し、対処することが求められます。

LIBORはLondon Interbank Offered Rateの略で、ロンドン市場における銀行間の無担保での調達金利を示す金利指標です。金融機関のみならず、機関投資家や事業法人などの金融市場参加者により、金利スワップをはじめとしたデリバティブ取引、債券、ローンなどの参照金利として30年以上にわたり利用されてきました。LIBORを参照する金融契約の残高は莫大であり、2021年末にLIBORが実質「消滅」することによる企業活動への影響は大きく、多岐にわたると考えられています。

影響範囲を特定し、早期対応を図る

現在、2021年末に向け、LIBORから新しい金利指標への具体的な移行アプローチの検討、新しいリスク・フリー・レート(RFR)および関連商品の開発などが進められています。

LIBORの公表停止と新たな金利指標への移行にあたり、企業には、影響度の計測・評価、リスクおよび時価評価モデルの再構築、システム・プロセスの変更、契約書の修正など広範にわたる検討と対応が必要となります。

LIBORの公表停止に伴う課題

LIBORの公表停止と新たな金利指標への移行に伴う影響範囲や課題は各社で異なりますが、代表的な課題として、次のような事項が挙げられます。

LIBORの公表停止に伴う課題

PwCネットワークによる総合的な支援

PwC JapanグループおよびPwCグローバルネットワークにおける各業界・分野の専門家が、業界動向調査や影響分析、移行計画の策定・実行、海外拠点との連携を含むプロジェクト管理など、クライアントの課題やニーズに応じた支援を行います。以下は、PwCが提供するサービスの一例です。

業界動向調査・規制当局対応

業界や市場、金利指標ユーザーの動向に関する調査・情報のとりまとめの他、分析資料の作成、規制当局への対応を支援します。

顧客向け対応

顧客へのコミュニケーションアプローチの提案の他、顧客向け説明資料の作成を支援します。

影響調査・分析

欧米金融機関などで利用実績のあるツールを用いて影響調査・分析を行い、対応が必要な事項の特定、タスクの洗い出しと優先順位付けを実施します。

システム対応

ユーザー要件定義、ユーザーテストを含むオペレーション、データやテクノロジーに係る各種インフラの整備・改修を支援します。

移行計画の策定・実行

業界動向や規制当局など関係各所の視点を踏まえた移行計画(新商品開発スケジュールを含む)の策定・更新を支援します。

契約書対応

直接的または間接的にLIBORを参照する既存契約の棚卸し、分類および修正の他、新しい金利指標を参照する契約書の作成に係る支援を行います。

業務・プロセス対応

LIBORの公表停止に伴う業務・プロセス(ガバナンス、モニタリングを含む)の整備・構築の他、規定・手続き・マニュアルなどの作成・改訂を支援します。

プロジェクト管理

各企業の実情を踏まえたプロジェクト体制の構築、タスク調整、進捗・課題管理などのプロジェクト運営全般を支援します。また海外拠点向け説明資料・指示書の作成など、海外拠点とのコミュニケーションも支援します。

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主要メンバー

安達 哲也

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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石井 秀樹

パートナー, PwCあらた有限責任監査法人

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村永 淳

パートナー, PwCあらた有限責任監査法人

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永野 隆一

パートナー, PwCあらた有限責任監査法人

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セルゲイ ヴォルコフ

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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