前職では、社内調整などの定型事務業務が多かったため、仕事に対する物足りなさを感じ、日々変化のある業務に従事したいという思いが募っていきました。3年ほど働いた頃、自身が思い描いていたキャリア像とのずれを感じ始めたこともあり、転職活動を始めました。次のキャリアでは、業界・テーマを絞らないで働くことができ、未経験者を受け入れてくれる文化があったことから、コンサルティング業界を志望しました。そのうえで、最終的にPwCコンサルティングを選んだ理由は、X-Value & Strategy(XVS)のメンバーの人柄でした。転職先を迷っている際、実際にチームメンバーとお話しする機会があったのですが、真摯にキャリアの相談に乗っていただけたことに魅力を感じたとともに、XVSで働くイメージが具体的に湧いたため、入社を決めました。
PwCコンサルティングに入社して初めて関わった中期経営計画の策定プロジェクトでは、私は未経験ゆえにコンサルタントならではの思考に追いついて行けず、苦労をしました。バックオフィス業務ではマニュアルに沿った業務が多い一方で、コンサルティング業務は形が決まっておらず自ら考え動くことを求められ、当時は何をすればいいか分からず、手探りで業務を行う日々を過ごしました。
幾度も上位者とのディスカッションを重ね、日々、学習と現場での実践を繰り返していく中で、徐々にコンサルタントとしての働き方を身に付けていきました。「コンサルタントだったら、こういう課題に対しては、この点を深掘りするべきだ」といった業務上の重要なポイントを徐々に理解し始め、入社半年を過ぎたころには、上手く成長曲線に乗りはじめていると感じるようになりました。
伊東 光菜畝
大学卒業後、大手総合電機メーカーに入社。資材調達部門にてバイヤー業務に従事後、2019年にPwCコンサルティングに入社。現在はX-Value & Strategyにて、人材業界を中心に主に中期経営計画の策定、新規事業の創出に係る業務に従事。
1番自分の成長を感じたタイミングは、2回目の中期経営計画の策定プロジェクトを担当した時です。初めてのプロジェクトと同様のテーマのプロジェクトだったこともあり、自分でプロジェクトの進め方や課題について検討し、上位者に提示することができました。またプロジェクトの性質上、少人数でクライアント担当者と何度もディスカッションする機会があったため、上長とディスカッションを積み重ねた内容を基に、クライアントとのディスカッションを繰り返すというプロセスを経験したことも、自身のコンサルスキルを飛躍させる大きな成長の契機となりました。コンサルタントとして、能動的にプロジェクト内で動けるようになった結果、転職から2年でシニアアソシエイトに昇格することができました。
シニアアソシエイトへの昇格後は、アソシエイトメンバーの成果物の品質に対する責任感が芽生えた一方で、スキル不足を日々痛感しています。私のタスク設計が滞ってしまうとメンバーの作業にも影響してしまうので、早く丁寧に指示を出すように心がけていますが、論理的思考力と表現力の両方が求められることに難しさを感じており、日々さらなる成長に励んでいます。
XVSには多種多様な案件に挑戦できる環境があります。XVSには5つのケイパビリティグループがあり、取り扱うテーマが広いため、魅力的なテーマを掲げるプロジェクトが多いです。そのため、私もXVSの環境を利用して、今後はこれまでに経験したことのない全く新しいテーマのプロジェクトに参画したいと考えています。
私がそのように考えることができるようになったのは、XVSメンバーの懐の深さによって生まれる「コミュニケーションを取りやすい雰囲気」のおかげかもしれません。XVSは業務外でも職階に依らずコミュニケーションが活発で、温かい雰囲気があるため、挑戦したいと思ったことを発信しやすい環境が作り上げられています。私は初対面からすぐに他人と親しく接することができるタイプではなかったため、転職当初はうまく人間関係を作ることができるか不安でした。しかし、XVSのメンバーは基本的に仕事の話に対してウェルカムな方が多く、業務内外を問わず、楽しみながら過去のプロジェクトの会話をすることができ、業界・テーマに対する新しい知見や、魅力的なお話を教えていただくことも多くありました。
また、個人の能力が正当に評価される環境であることも、積極的な挑戦を後押ししてくれています。前職では、業務内外で職場の雰囲気を考慮した動きが求められていましたが、XVSでは各個人が最も高いパフォーマンスを発揮できるような働き方でいることを尊重されています。自分のスキルを正当に評価してもらえる環境は私にとって非常に心地よく、やりがいを感じています。
幅広いテーマの中から自分が魅力に感じるテーマを見つけることができ、次に挑戦したい新しいテーマを選択し、容易に挑戦できる環境があることはXVSの魅力です。
そんな環境の中で、今後も魅力的なテーマを掲げるプロジェクトに参画できるように、さらなるスキル醸成に取り組んでいきたいです。
ある1日の流れ
時間帯 |
実施事項 |
8:00 |
起床・身支度 |
9:00 |
チャット、メールチェックをしながら出社 |
10:00 |
プロジェクトの進捗報告・レビュー会議 |
11:00 |
ジュニアメンバーでタスクの相談 |
12:00 |
昼食 |
13:00 |
会議資料の最終調整 |
14:00 |
クライアントミーティング |
15:00 |
クライアントミーティングの振り返り |
16:00 |
次回のミーティング骨子の検討 |
17:00 | ジュニアメンバーでディスカッション |
18:00 |
資料作成 |
19:00 | 退社 |
20:00 | 夕食 |
21:00 | お酒を飲みながら映画鑑賞 |
0:00 | 就寝 |
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チームのメンバーに、サービスの提供価値やチームの魅力などについて聞きました。