自律性を引き出す柔軟性のある風土

入社2年目のコンサルタントが明かすTechnology Laboratoryの「自由」と「友好」

  • 2026-05-12

産官学連携で社会課題解決に挑むPwCコンサルティング合同会社のTechnology Laboratory。多様なメンバーが専門性を活かし、未来の社会づくりに挑んでいます。

本記事では、Technology Laboratoryの組織風土や働き方、成長の仕組みなど、チームのメンバーが現場で感じるリアルな声を紹介します。

(左から)周易人、菅原泰広、椿祥隆

登場者

PwCコンサルティング合同会社 パートナー
菅原 泰広

PwCコンサルティング合同会社 ディレクター
椿 祥隆

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー
周 易人

※役職などは掲載当時のものです。

技術の知識やバックグラウンドがないと、正しい戦略を見いだせない

Technology Laboratoryにおける戦略系の取り組みについて教えてください。

PwCコンサルティング合同会社 ディレクター 椿 祥隆

椿:
Technology Laboratoryでは、先端技術を社会実装することをテーマに取り組んでいます。これまでの事業の延長線上ではなく、新しい市場やユースケースを生み出していくことを目指しています。事業会社だけでなく、産官学の連携にも注力して、世の中の新しい仕組みの構築を支援している組織です。

菅原:
その中でも、戦略系ケイパビリティは、さまざまな技術的バックグラウンドを持ったコンサルタントたちによる戦略立案が強みです。

近年の事業戦略における変革の多くは、生成AIをはじめとするテクノロジーの進展から起こっています。そういったテクノロジーがビジネスをけん引していく時代の中で、専門的な技術の知識やバックグラウンドが欠けていては、正しい戦略を見いだせないというのが私たちの考えです。

Technology Laboratoryが強みとしているのは、ロボティクスやドライブシミュレーター、脳科学の分野などです。自分たちで研究や開発をしながら、クライアントの技術を理解した上で、戦略を練る総合力です。

技術者からコンサルタントへ、転身のきっかけは「戦略不在の開発への課題感」

バックグラウンドを教えてください。

PwCコンサルティング合同会社 パートナー 菅原 泰広

菅原:
私はキャリアの半分を事業会社にて、もう半分をコンサルティング会社で築きました。

事業会社では、日系の石油会社と外資系の化学会社に在籍し、日米での事業形態の違いを見てきました。例えば、技術起点のビジネスの考え方や、技術をいかに事業化するかという観点での違いを目の当たりにしてきた自負があります。その中で感じた日本企業の課題は、技術力が強く製品化もできる一方で、中長期的に市場で大きなシェアを維持することに苦慮しているという点でした。また、一度大きな市場を築き上げたとしても、中国や韓国などの競合にキャッチアップされてしまうという課題もあります。こうした状況が、ここ20年から30年は続いているように感じています。

現在、私は化学系のバックグラウンドを活かして、国内の製造業のクライアントを中心に、日本の技術戦略におけるCTO(最高技術責任者)マネジメントを提供しています。

周:
私は2025年3月に転職し、IT系コンサルティングファームからPwCコンサルティングに転職しました。就活の時、今後のトレンドとしてテクノロジーは外せないと考えていたので、新卒でテクノロジー系のコンサルタントを選びました。当時は、基幹系のプロジェクトが多かったのですが、先端技術に関するプロジェクトを希望したことで、プロダクトをデリバリーするためのドローンやAI技術、無人コンビニエンスストアの実証実験などに携わることができました。実際にそういった先端技術に携わるようになると「より深く先端技術に携わりたい」という想いが強くなり、PwCコンサルティングへの転職を決断しました。

椿:
私も事業会社で技術者として働いてきたバックグラウンドがあります。転職のきっかけは、製品を作る際に戦略を立てずに開発してしまうことに大きな課題感を抱いたことでした。

技術者たちは性格が真面目で、クライアントやステークホルダーの要求を全て満たすような製品を作ろうとする傾向があります。その結果、さまざまな要求に対し全て対応しようとするがゆえに、完成しても総花的な仕様となってしまって、何が強みなのかわからないものができあがってしまうケースが往々にしてあると感じています。
日本では、日頃から優秀な技術者たちが製品を作っているのにもかかわらず、明確な戦略の構築に力を入れていないがゆえに、製品がなかなか売れないという課題があるように思います。私は優秀で真面目な技術者が報われていないことに課題を感じるようになり、日本の製造業全体に貢献したいという想いから、コンサルタントに転身しました。

コンサルタントに転職をした当初は、業務コンサルティングや戦略コンサルティングに従事していましたが、近年は先端技術の実装をテーマに取り組んでいます。これらを正しく捉えていかないと新しい産業のムーブメントを起こせないと痛感するようになり、現在は自分のバックグラウンドを生かし、Technology Laboratoryでコンサルタントをしています。日本の産業を成長させるためには、既存の事業や製品の戦略構築だけではなく、誰も正解を持っていない「戦略×先端技術」という領域が重要になっていくと捉え、日々この課題に正面から立ち向かっています。

ロボティクス業界全体を巻き込む壮大なプロジェクトで出会った憧れの先輩

入社して最初のプロジェクトはいかがでしたか。

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー 周 易人

周:
1カ月くらいの期間で、複数の利害関係者を巻き込みながらロボティクス業界を変えていくという、非常に壮大なプロジェクトに取り組みました。クライアントは1社でしたが、多くの企業や団体、国を巻き込んでいく姿勢が求められました。

ロボティクス業界のプレーヤーは、伝統的にはハードウェアとソフトウェアに分類されますが、ハードウェアメーカーはこれまで自社で開発したソフトしか自社製品に搭載してこなかったため、クライアントを囲む戦略で競合へシフトする障壁を高くするという戦い方が一般的でした。

その解決策として、これまで一社に囲い込まれていたソフトウェアをオープンプラットフォーム化し、ロボットメーカー間での互換性を向上させるプロジェクトを立ち上げました。現在は、複数社が参画する3年から5年規模の段階的な実装に向け、計画と設計に取り組んでいる最中です。私たちはコンサルタントとして、プロジェクトの推進をサポートしながらファシリテーションを行っています。

日本のロボットメーカーの技術力を全体的に進化させるため、他社のハードウェアでもソフトウェアを使えるようにして、業界全体で一緒に進化していく動きを、複数社を巻き込んでサポートしていきました。

最初のプロジェクトということで苦労はありませんでしたか。

周:
ロボティクス業界の仕事が初めての経験で苦労はありましたが、Technology Laboratoryの先輩であり、ロボット業界のプロジェクトの第一人者といえるメンバーにサポートしてもらいました。先輩は10社を超えるクライアントの上層部からも慕われており、さまざまなステークホルダーがいる場でも全体のコーディネートをスムーズに進めてくれるだけでなく、普段から非常に優しく、私も安心して業務に取り組むことができました。まさに私にとって憧れの先輩です。

プロジェクトにおいて、複数社の間で合意形成を図ることは一筋縄ではいきませんでした。各社がプレーヤーでもありながらも、同時に新たな制度のリーダーという、複雑な立場に置かれていたからです。

そこで私は、ロボット業界のバリューチェーンにおける、各階層のプレーヤーが抱えている課題をヒアリングしました。ここで、正の循環を生む「win-winのストーリー作り」を意識したことで、プロジェクト推進に大きなやりがいを感じるようになりました。

先端技術を本気で戦略的に実装させようとすることで生まれる社内のチームワーク

Technology Laboratoryの組織風土をどのように感じていますか。

(左から)周易人、菅原泰広、椿祥隆

周:
この1年間で感じたことが2つありまして、1つ目は自由、2つ目は友好です。まず自由に関しては、一般的なコンサルティングファームと比べて、Technology Laboratoryはさまざまな業界の経験者が集まっていることもあって「こういうやり方じゃなければダメ」といった先入観がありません。自分たちのやり方で成果が出ていれば、それが認められる文化があります。

キャリアプランを描く際にも「○○さんは○年後までに昇進しなければならない」といった、急かされるような空気感もありません。例えば家庭を持って働いている人、目の前にあるチャンスをつかみたいと考えて働いている人などのように、あらゆる働き方の中で自分が納得できる形が見つけられ、かつそれが周囲からも認められる風土が根付いています。

次に友好に関しては、周囲からのサポートが得やすいということです。私が最初に経験したプロジェクトでもそうであったように、先端技術を扱う特性上、たった数名のプロジェクトメンバーではどうしても知見が足りない時があります。そのような場合には、Technology Laboratoryや、他部署の専門家の協力を仰ぎます。

これまで私自身、何度も助けてもらった経験がありますし、いつかは私が誰かの助けになりたいと思います。

一般的なコンサルティングファームではこうした風土は根付きづらいのが実情です。というのも、コンサルティングの仕事は、個人の作業時間がプロジェクトのコストそのものになるからです。プロジェクトをまたいだ工数が発生する際は上層部の承認などを要することが一般的であり、結果としてこうした動きを取りづらい雰囲気があります。

ところが、Technology Laboratoryでは組織の垣根を超えて仕事をするということが普通に浸透しており、他のファームにはない特徴だと感じています。

菅原:
私たちのチームでは、プロジェクト以外の時間を活用できる、「ソリューション&デベロップメント」という体制があります。実際に、全体の工数の一部分を新たな研究開発に投入しています。

ロボティクスの分野がまさにそうで、私たちは最先端の研究開発を行い、Technology LaboratoryやPwCへの知識共有という形で還元しています。

また、その共有や支援という考えは、社内だけでなく、社外でも実施しています。例えば2026年1月に米国で開催された「PwC at CES 2026」では、ロボットとAIが扱えるエンジニアのチームが日本からロボティクスを持ち込んで、グローバルな会で発表しました。世界への知識共有という形で、PwCのレピュテーションに貢献できたと自負しています。

椿:
日々テクノロジーが進化している中で、業界の垣根がなくなってきているので、特定の分野のテクノロジーだけに精通していれば良いという時代ではなくなってきたことも、この組織風土や環境に関係していると思います。

業界やチームの枠を越えたコラボレーションなしには、本当の意味でクライアントの課題解決ができない状況にあります。だからこそ、社内でのチームワークが自然と活発になっているのだと考えています。

さらに、先端技術を本気で戦略的に実装しようと思うと、技術的にも幅広い知識が必要です。私たちのように戦略から実装まで一貫して並走する場合、一人でやり抜くことは不可能です。こうした背景からも、複数チームで課題を解決するというモチベーションが生まれやすいのだと感じています。

チャレンジを惜しまず、悔しさを成功に変えたい人に最適な環境

Technology Laboratoryのメンバーに向いている人物像について教えてください。

(左から)周易人、菅原泰広、椿祥隆

椿:
テクノロジーに知見がない方でも、好奇心旺盛な方であれば、ぜひ一緒に働いてみたいです。テクノロジーの知識をいかにしてビジネスにつなげていくか、世界にどう発信していくかに興味がある方であれば活躍していただけると思います。

周:
新しいことにチャレンジしたい方にはおすすめの仕事です。うまくいかなかったことや課題に対する、悔しさを次に生かせるような、負けん気のある方のほうが合っていますね。

一般的なコンサルタントの仕事では、ここまで成果を上げれば、クライアントが満足するという、一定のゴールが見えていますが、Technology Laboratoryの仕事には標準的な答えやゴールというものがありません。

Technology Laboratoryでは、世の中にないものを築き上げ、いかにして社会にインパクトを与えるのかという挑戦をしています。日々検証と改善の繰り返しで、一度挑戦して失敗しても、悔しい、次は成功させたいと思えるような、強い意志を持っている方に合っていると思います。私自身とても飽き性なのですが、ここでは日々新しい知識と仕事に巡り合えるので、飽きることがない充実した環境です。

菅原:
技術職をバックグラウンドに持つメンバーが多いチームですが、その上で考える、伝えるなど、ビジネスパーソンとしてのスキルが求められる環境ですね。

技術職出身の方の特徴として、自分の技術にフォーカスしすぎてしまうタイプの方が多いのですが、この仕事では、もう少し広い視点で世の中がどうなっているか、社会環境がどう変わってきているかを考えていく必要があります。

どうやって新しいものを作っていくかを論理的に考え、説明することが好きな方には、ぜひとも来ていただきたいです。

また、近年では仕事自体にも生成AIなどのテクノロジーを積極的に取り入れているので、そういった分野にも興味がある方と一緒に働きたいと思っています。

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