テクノロジー×ビジネスで未来を創る、PwCでのキャリアの築き方

  • 2026-06-03

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー R.Z

※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。

──まずは、PwCコンサルティング入社までのご経歴を教えてください。学生時代の専攻や研究内容も含めてお聞かせください。

学生時代はバイオエンジニアリングを専攻し、iPS細胞を活用した新たな生体材料の設計・評価に取り組みました。細胞の特性を活かした材料開発に注力し、この研究を元に博士号を取得しています。大学院修了後は大手化学メーカーに研究職として入社し、化粧品関連の新素材や処方開発に1年間従事しました。基礎研究だけでなく製品化に向けたプロセスに携わる中で、研究の幅を広げる経験を積みました。その後、より上流の事業戦略にも関わりたいと考え、技術を活かした戦略コンサルティングファームに転職し、2年弱でR&D戦略や新規事業開発など、技術を軸にした複数プロジェクトを経験しました。そして現在はPwCコンサルティング内のTechnology Laboratoryにて、技術知見とビジネススキルを融合させながら、クライアントの課題解決や新価値創出に取り組んでいます。

──コンサルティング業界、そしてPwCコンサルティングに転職した理由を教えてください。

まず、私がコンサルティング業界にキャリアチェンジしたのは、研究開発の経験を通じて得た技術的な知見を、個別の製品開発にとどまらず、より上流の事業戦略や経営課題の解決に活かしたいと考えたからです。その上で、前職の戦略コンサルティングファームから当社へ転職したのは、自身の専門性をより深く、かつ直接的に活かせる環境を求めたためです。前職では幅広い経営テーマに携わる中で、改めて自身の強みが「技術への深い理解」にあることを再認識しました。当社のTechnology Laboratoryは、テクノロジーを起点としたコンサルティングに特化した専門家集団です。私が持つ生物・化学分野の専門性を核としながら、クライアントの技術シーズからの事業創出に、よりフォーカスして貢献できる理想的な場所だと考えました。自身の専門性とコンサルティングスキルを掛け合わせ、技術価値の最大化というキャリアを追求できる点に強く惹かれ、転職を決意しました。

──現在、どのような業務を担当されていますか?理系のバックグラウンドの知見が活きているポイントも教えてください。

Technology Laboratoryでは、化学・素材・ライフサイエンス業界を中心に、クライアントが持つ先端技術を起点とした新規事業の立ち上げやR&D戦略の策定支援を行っています。
私の役割はプロジェクトにおける「技術」と「ビジネス」をつなぐ架け橋です。特に理系のバックグラウンドが強みとなっています。具体的には、技術論文や特許を専門的に読み解きながら、技術の原理やポテンシャルを深く理解し、競合優位性や新たな応用機会を見いだします。学生時代のバイオエンジニアリング(生物)の知識や化学メーカーでの実務経験が、こうした分析に大いに役立っています。

──PwCで一番印象に残っているプロジェクトについて教えてください。

入社してから特に印象に残っているのは、クライアントに約1年間伴走支援したプロジェクトです。当時の私はまだシニアアソシエイトでしたが、クライアントが早い段階から私を信頼してくれて、単なる支援者としてではなく、課題解決を共に推進するパートナーとして接してくださったことが非常に印象的でした。このプロジェクトでは、現状整理から課題抽出、仮説構築、施策検討、そして実行支援まで一貫して関わらせていただきました。その過程では、クライアントと密に対話を重ね、論点を丁寧に整理しながら認識をすり合わせ、チームとして前向きに議論を深めることができました。特に印象深かったのは、立場の違いを超えて、それぞれの強みや知見を持ち寄り、同じ目線でプロジェクトを推進できたことです。私自身も、分析や構造化、論点整理といったPwCで培ったスキルを発揮する一方で、クライアントの現場感覚や業界知見から多くを学びました。結果として、当初の想定を上回るスピードでプロジェクトを進めることができ、1年間で大きな成果を生み出せました。この経験を通じて、良い成果は単に高度な専門性だけで生まれるものではなく、相互信頼に基づく建設的なコミュニケーションと、同じゴールに向かう当事者意識によって生まれるのだと強く実感しました。PwCでの仕事の醍醐味を象徴する、非常に印象深い経験となりました。

──テクノロジー分野に精通している専門家からみて、現在、注目しているテクノロジー分野がありましたら教えてください。

現在、私が特に注目しているテクノロジー分野は「フィジカルAI」と「量子技術」です。
中でも量子技術は、次世代のイノベーションを根底から加速させるゲームチェンジャーだと認識しており、強い関心を持っています。量子コンピュータが持つ圧倒的な計算能力は、従来のコンピュータでは不可能だった複雑なシミュレーションを可能にします。これにより、私の専門分野である創薬や新素材開発にブレークスルーをもたらすほか、AIの進化や複雑な社会課題の解決など、多岐にわたる分野への貢献が期待されています。PwCは量子技術に関する豊富な知見を持ち、非常に力を入れている分野でもあります。私自身も社内活動を通じて知見を深め、この革新的な技術の社会実装に貢献していきたいと考えています。

──仕事以外で印象に残っているイベントはありますか?

入社してから印象に残っている社内イベントの一つに、福利厚生の一環として開催されている、テーマパークへ家族と一緒に行けるイベントがあります。会社の制度を活用して、テーマパーク周辺のホテルに宿泊したり、同僚と食事を楽しんだり、家族と特別な時間を過ごせることが、私にとって毎年の大きな楽しみになっています。
日々の業務では、それぞれが高い集中力で仕事に向き合っているため、このような機会に自然体で交流できることは特に印象的です。普段の仕事の場面では見えにくい同僚の別の一面に触れられたり、家族を含めたつながりを感じられたりすることで、PwCの組織としての温かさや一体感を改めて実感します。また、家族と過ごす時間は、忙しい日常から離れて心身をリフレッシュする貴重な機会でもあります。仕事に全力で取り組むためには、このような時間を持つことも非常に大切だと感じています。
PwCは高いプロフェッショナリズムを求める一方で、職員一人ひとりの生活や家族との時間も大切にする文化があります。こうしたイベントは単なる福利厚生にとどまらず、職員が長期的に高いパフォーマンスを発揮するための基盤を支えていると感じています。今後も楽しみなイベントの一つです。

──実際に働いてみてPwCは女性という観点からも働きやすい環境ですか?

はい、とても働きやすいと感じています。その理由は、制度とカルチャーの両面でサポートが手厚いからです。まず、産休・育休といった制度が整っていることはもちろん、実際に多くの女性職員が制度を活用しており、ライフステージの変化に合わせてキャリアを継続しやすい環境があります。また、個人の事情やライフイベントに対して周囲の理解が深く、困ったときにはチーム全体でサポートし合う文化が根付いています。上司や同僚からの配慮も厚く、精神的な負担なく業務に集中できるため、プロフェッショナルとして長期的に活躍できる環境が整っていると思います。

──最後に、PwCに興味を持っている方へメッセージをお願いします。

PwCは多様な国籍や文化的背景を持つプロフェッショナルなメンバーが集う、非常にオープンで働きやすい環境です。自分のバックグラウンドを気にせず、安心して実力を発揮できます。多様な視点が歓迎され、チームも支え合う文化が根付いています。
何よりも素晴らしいと感じるのは、メンバー全員が非常にオープンマインドで、お互いの文化的な違いを当然のこととして受け入れ、尊重し、配慮するカルチャーが深く根付いている点です。そのため、自身のバックグラウンドを気にすることなく、安心して業務に集中できますし、むしろ多様な視点がプロジェクトに深みを与えると歓迎される雰囲気があります。
もし日本での就職に少しでも不安を感じている外国籍の方がいらっしゃれば、PwCは自信をもっておすすめできる職場です。ここでは、語学や文化の違いを心配するよりも、ご自身の専門性や能力を最大限に発揮することに集中できます。多様性を力に変えるPwCで、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。

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