
PwCコンサルティング、JTが実施する業務改善を目的とした生成AIに関する実証実験を支援(2023年10月13日)
PwCコンサルティングは、JTが2023年7月から一部の部署を対象に実施している、生成AI活用に関する実証実験を支援しています。他部諸への展開を進める10月以降は、データ活用に向けた全社的な社内支援スキームの検討と推進を目指します。
生成AIテクノロジーの発達は目覚ましく、活用可能な業務領域が広範囲となったことで、生成AIを活用できている企業とできていない企業の業務発展の差が拡大傾向にあります。自社の競争優位性を保つためには、生成AIを業務に積極的に組み込み、生産性向上や従業員体験向上などに繋げていくことが不可欠です。
そして、生成AIの業務導入では、一部ユーザーのみの利用や特定業務への適用だけでなく、全従業員が、業務の中であたりまえのように生成AIの恩恵を受けられる状態が理想とされています。その状態を実現するために、従業員が日々の業務の中でビジネス文書作成、メールや表・資料作成などに使用するMicrosoft 365内で利用可能な生成AI機能Copilot for Microsoft 365(Copilot)が注目されています。
一方で、Copilotを導入しても、そのポテンシャルを十分に活かし、導入のゴールである生産性向上や従業員体験向上などの成果創出まで実現できている企業はまだ少ないのが現状です。
PwCコンサルティングは、Copilotの導入時のナレッジ習得の研修講座の提供に加えて、研修講座を受講後に、選抜された従業員が自身の業務におけるCopilotの活用シナリオ案を検討し、活用による業務の高度化の実装から業務を変革していくまでを伴走します。加えて、選抜された従業員から他の従業員への活用展開プログラムの立ち上げ・推進によって、自社内の生成AI人材の内製化までの道筋をワンストップで支援します。
生成AIの活用実績や、あらゆる業界・業種のクライアントに対して最新テクノロジーの導入・活用推進する人材育成を支援してきたノウハウを駆使し、クライアントの組織構造や業務特性・課題に応じた効果創出までのアプローチを描き、Copilot活用人材育成、さらにその先にある全社的な活用展開による業務効率化や、これまでとは異なる新しい働き方の実現を支援します。
また、Copilotの業務活用の検討・推進を通じて、基幹システムのデータ連携など複雑なデータ活用のシナリオ・アイデアが創出された場合でも、生成AIやその他AIの導入支援に関するグローバル規模での豊富な実績と知見を活かし、迅速なデータ活用プロジェクトの立ち上げや技術検証、業務への適用までを支援します。
Copilot活用を通じた成果創出の最大化に向けて、以下の進め方を想定しています。
1. PwCの人材育成の知見を活用したCopilot基礎研修の提供
2. 各組織から選抜された従業員に対する伴走型のツール活用支援
3. 選抜された従業員による2で得た知見の組織内展開支援
このようなアプローチにより、初期段階ではPwCが主導的にサポートしますが、段階的に受講者自身の成長と自走化を促進します。そして、自走した受講者が他の従業員の育成を実施できるまでの支援を通じて、継続的かつ自律的に生成AI活用人材育成と全社的なCopilot活用を推進していくための体制を構築します。
PwCコンサルティングは、JTが2023年7月から一部の部署を対象に実施している、生成AI活用に関する実証実験を支援しています。他部諸への展開を進める10月以降は、データ活用に向けた全社的な社内支援スキームの検討と推進を目指します。
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