戦略的社会貢献活動支援

ビジネス戦略に統合された社会貢献活動の実施に向けて

サステナビリティに関する考え方の変遷

サステナビリティに対する考え方は時代とともに変遷しています。1980年代まで(第1世代)は法令順守、リスク管理、環境保全活動や寄付活動といった社会貢献が主な活動となっていましたが、1990年から2000年ごろ(第2世代)には効率的な操業、説明責任、積極的な情報開示が中心となりました。その後、2000年代から(第3世代)は、自然環境や社会システムの中で企業活動を長期的に持続・成長させる「コーポレートサステナビリティ」の考え方が主流となっています。

社会貢献活動とコアビジネスの関連

そのような状況において、社会貢献活動に対する考え方も変わってきています。日本経済団体連合会(経団連)が2020年度に行った社会貢献活動に関するアンケート調査*によると、社会貢献活動の役割や意義について、回答企業の83%が「経営理念やビジョンの実現の一環」と回答しており(2005年度調査では37%)、社会貢献活動をビジネス戦略の一部として捉える傾向が顕著に表れています。

戦略的社会貢献活動におけるPwCの考え方

社会貢献活動は今や、「利益を得ずに社会の利益に貢献する活動」ではなく、「社会および企業に対して最大限のインパクトを生み出す活動」である「戦略的社会貢献活動」とすることが求められています。そのためには社会貢献活動を経営戦略に組み込み、その戦略に基づいて目標を設定し、アウトプットおよびインパクトを計測することが重要となります。また、施策の実行に際しては活動する領域・地域を広げ、規模が大きい国際NGOと連携することで、企業はより大きなメリットを享受できると考えられます。連携にあたっては、企業とNGOのミッション、人、活動が融合し、組織同士が一体となって連携することが、共有価値の創造やイノベーションのカギとなります。

企業における課題

  • 社会貢献活動の戦略がコアビジネス戦略と結びついていない
  • 目標を設定せず、アウトプットおよびインパクトを計測していない
  • パートナーと適切に連携していない

PwCの支援

  • ビジネス戦略と結びついた社会貢献活動の戦略策定
  • インプット、アウトプット、インパクトによる社会貢献活動の管理
  • 国際NGOとの統合的協力関係の構築
  ビジネス戦略と結びついた社会貢献活動の戦略策定 インプット、アウトプット、インパクトによる社会貢献活動の管理 国際NGOとの統合的協力関係の構築
実施項目
  • 既存の社会貢献活動の優先課題とビジネスの戦略的優先事項との関係の整理
  • ビジネスの戦略的優先事項と整合した社会貢献活動エリアの特定
  • 実施する社会貢献活動へのインプット、アウトプット、インパクトをビジネスの戦略的優先事項の文脈で整理し、KPIを特定
  • 自社の優先課題の分野で活動している国際NGOを調査
  • 自社の優先課題に沿ったプログラムが実施可能かを確認
ご支援例
  • 他社ベンチマーク調査
  • 有識者インタビュー支援(有識者の紹介、議論のファシリテーション、結果の報告)
  • インパクトパスの整理・構築
  • 他社ベンチマーク調査
  • 国際NGO選定支援
  • 国際NGOとのエンゲージメント支援

*一般社団法人日本経済団体連合会,2020,「社会貢献活動に関するアンケート調査 主要結果

主要メンバー

田原 英俊

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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政田 敏宏

ディレクター, PwC Japan有限責任監査法人

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大菅 勇人

マネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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