IFRS第17号の移行に係るサーベイ– 2021年8月

2021-10-01

国際財務報告基準（IFRS）を適用する全ての保険会社は、2023年1月より新たに適用されるIFRS第17号の影響を受けます。IFRS第17号は、保険責任の評価に大きな変化をもたらし、既存の財務報告とそのオペレーションに大きく影響します。

IFRS第17号導入の現在の状況についてさらなるインサイトを得るため、PwCは保険会社を対象として移行に向けた取り組みに関するサーベイを行いました。テクニカルアカウンティング、財務インパクト、全般的なプログラムマネジメント、データおよびシステムへの影響に焦点を当てています。このサーベイは2021年4月末から6月初旬に実施され、世界最大級の保険会社を含む18の保険会社が参加しました。

主要な結果

本調査結果は、保険会社やその他のステークホルダーがIFRS第17号への移行に伴う業界の現状や、IFRS第17号の具体的な要求事項に関するマーケットの見通しについてのインサイトを得られ、IFRS第17号の導入に関するより有意義な対話を支援するのに役立つでしょう。

このサーベイに含まれる情報と分析は、サーベイ参加者より提供を受けた回答とともに、それらの回答に基づくPwCのコメントを含んでいます。

なお、本資料は、専門的なアドバイザーの助言の代替として利用されることを意図したものではありません。回答者から得られた情報はPwCによって検証されたものではないことを申し置きます。

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この調査について

PwCは、2021年4月末から6月初旬の期間に、世界最大級の保険会社を含む18の保険会社を対象に調査を実施しました。調査結果についての議論や、貴社のIFRS第17号または関連するファイナンストランスフォーメーション・プログラムに対し、私たちがどのようにご支援できるかについてご理解いただくため、個別のコンタクトをご希望される場合は、下記までお問い合わせください。

本報告書は、PwCメンバーファームが2021年8月に発行した『Ready or not, here it comes: IFRS 17 Transition Survey – 3 August 2021』を翻訳したものです。翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。