IFRS「企業結合」プラクティス・ガイド

2023-10-31

企業結合は、会計基準の中でも、連結に関する検討や公正価値測定、税効果会計など複数の基準領域を横断する複雑な検討が必要となり、実務における会計処理・開示の検討は悩ましい場面も多くあります。

本書は、IFRS会計基準や企業結合会計に馴染みのない方にも理解しやすいように、IFRS第3号「企業結合」の基礎的な全体像や、関連する基準開発の経緯・動向といった背景を含め、できるだけ平易な解説を提供しています。

また、PwCのIFRSマニュアル・オブ・アカウンティングなどの中で紹介されている、IFRS会計基準を利用する企業の実務に則して作成されたケーススタディの中から、実務に役立つ、あるいは基準に対する理解を深めることに資するものを選定することによって、実務的な適用についても豊富に解説しています。さらに、企業結合は取引自体の理解も含めて複雑で理解が困難な場合もあるため、図解も多く使用することで、直感的な理解および実務の助けとなることを意図しています。

  • 出版社:中央経済社
  • 定価:4,200円(税抜き)
  • 仕様:333ページ/A5判
  • 発行日:2023年11月

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