オーストラリア「過少資本税制の負債額に関するガイダンス草案」、マレーシア「売上税およびサービス税の課税範囲が拡大」、ベトナム「付加価値税率の引き下げ延長の承認」ほか

2025-07-30

  1. オーストラリア税務局(ATO)は2025年5月29日に過少資本税制に係る負債額に関する実務コンプライアンス・ガイドラインの草案を公表し、2025年6月30日を提出期限として草案に関するパブリックコメントを募集しました。本ガイドラインには、インバウンドのクロスボーダー関連者間負債額に対する移転価格税制の適用に関するATOのコンプライアンスアプローチ等の内容が盛り込まれています。

  2. マレーシアにおいて2025年7月1日より売上税およびサービス税の課税範囲が拡大されました。売上税においては、従来は免税または5%とされていた品目のうち一部について、税率が5%または10%に引き上げられ、サービス税については一定のサービスが新たに課税対象に加えられました。

  3. ベトナム国会において2025年6月17日、付加価値税率の引き下げを含む決議が承認されました。この引き下げ措置は、2025年7月1日から2026年12月31日まで有効となります。今回の決議では新たにITサービス、金属製プレハブ製品、輸入および流通段階における石炭、コークス、精製石油、化学製品、ガソリンなどが税率引き下げの対象に追加されました。

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1.今月の各国税務ニュースハイライト

  • オーストラリア:過少資本税制-負債額に関するガイダンス草案
  • マレーシア:売上税およびサービス税の課税範囲が拡大
  • ベトナム:付加価値税率の引き下げを含む決議が承認
  • タイ:タイ関税局が自主修正申告プロセスを厳格化
  • シンガポール:国外資産の譲渡に係るe-Tax GuideのFAQの改訂
  • インドネシア:暫定税金還付についての最新情報/委託貨物(barang kiriman)関連の税関・税制規定の更新
  • フィリピン:資本市場効率化促進法(共和国法第12214号)の成立

2.セミナー情報

(全文はPDFをご参照ください)

オーストラリア「過少資本税制-負債額に関するガイダンス草案」、マレーシア「売上税およびサービス税の課税範囲が拡大」、ベトナム「付加価値税率の引き下げ延長の承認」ほか

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