バーゼル III 最終化の概要と資産運用会社への影響について

2021-06-14

ファンドニュース(114)

バーゼルⅢとは、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)で2017年12月に最終合意した自己資本比率を中心とする金融規制の枠組みで、2023年から各国で導入が始まる予定です。日本では金融庁が2021年6月までに改正案を公表しコメントを募集する予定としています 。

バーゼルⅢの最終化では、さらなる損失吸収力の確保、株式などのリスクの高い業務の抑制、会社ごとの内部格付手法の適用による計算結果のばらつきの抑制などを目的に、標準的手法での信用リスク計算の見直し、内部格付手法採用行への資本フロアの導入やマーケットリスクへの新しい取り組みが示されています。

当ファンドニュースでは、2023年3月期に適用されるバーゼルⅢ最終化の概要と、資産運用会社への影響を簡潔に解説します。

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