インタビューシリーズ「デジタルガバメント実現の道のり」

DXとは世界を変えること【前編】自治体DXのカギは「官民の相互の信頼」

  • 2023-05-18

林:
歴史と伝統のイメージが強い出雲市の新たな側面を垣間見た気がしました。鮄川社長のビジネスへの取り組みを拝見すると、常に課題を軽々と飛び越えてしまう印象を受けます。実際はそんなに簡単なことではないと思いますが、ご自身の実行力の源は何だと自己分析されていますか。きっかけになる体験などはあったのでしょうか。

鮄川:
20代の時の仕事の経験が土台になっています。1999年に新卒で入ったプライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(当時)では当時から完全ペーパーレスやオフィスのフリーアドレス化を実現していました。グローバルでのケーススタディなどにアクセスできるデータベースやトレーニングプログラムも組まれていました。転職先のスタートアップでは、米国シリコンバレーの企業とジョイントベンチャー(JV)をつくったり、今のように発展していなかった中国で開発拠点を立ち上げたり、という経験もさせてもらいました。DXやグローバル展開ということを当たり前のように感じられる環境を自ら選んでいったのが大きかったと思います。

林:
仕事上の経験と、仕事を選ぶタイミングの大切さについて教えていただきました。後編では、出雲市での教育の今とデジタルで目指す未来、官民のDX連携の可能性などについて議論を重ねられればと思います。

主要メンバー

林 泰弘

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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