DoubleJump Health™

医療ビッグデータとデジタル技術を駆使したコンサルティングサービスです。国内外の製薬企業、保険会社・保険者、医療機関などに提供しています。

PwCは医療業界を取り巻く環境変化を踏まえ、医療ビッグデータとデジタル技術を活用した新たな付加価値創造のためのソリューション基盤「DoubleJump Health™」を構築しました。DoubleJump Health™には、2つの技術およびコンサルテーションの統合ソリューション「DoubleJump™ Interchange」と「Bodylogical®」が含まれます。

主なサービス

DoubleJump™ Interchange

DoubleJump™ Interchangeとは、さまざまな情報源に点在するリアルワールドデータを、情報セキュリティが確保された環境で収集、標準化した上で、一つのデータベースに統合、管理・分析し、インサイト(識見)の抽出に利用することができるコラボレーションプラットフォームのことです。付随するコンサルテーションサービスとあわせ、総合ソリューションとして提供しています。

健診予防をはじめとする保健、診断、治療、介護、研究などを通じて得られる「医療データ」は、自治体、医療機関、介護事業者、研究機関などによって数多の場面・場所で収集され、それぞれの規格で保管・管理されています。これらの分散するデータをつなぐことができれば、中長期的な視点に立った保健事業や診療活動、効率的な研究、製品開発などが可能になりますが、実際には多種多様な規格と「痛み」「苦しさ」など患者の主観に基づく表現が多用されているという医療データの特性から、標準化が難しく、実現に至っていない状況がありました。

しかし、次世代医療基盤法が施行され、分散するデータを集約し、行政施策や研究活動、企業活動に役立てるための法整備が進められるなど、その重要性と必要性を国も認め、体制整備が進められているところです。

またPwCが2017年に実施した調査(※)によると、医療関連業界のリーダー100名は、次のような考えを持っていることが明らかになりました。

  • 個別化医療の実現に向けて、社外のリアルワールドエビデンスを収集し、解析するための組織基盤を強化する必要がある
  • 個別化医療を事業戦略の重点課題と考えている(約8割)
  • 関連するデータの入手が困難であり、個別化医療を実現する上での内部障壁となっている(約6割)
  • データ共有のために他の組織と提携を行うことが、将来の成功にとって重要(約7割)

PwCは、分散している医療データを標準化した上で統合、分析やインサイトの抽出を可能にする「DoubleJump™ Interchange」をいち早く開発しました。

「DoubleJump™ Interchange」は現在、製薬企業において、社内に分散した機能ごとのデータを一つにまとめ、研究から開発までの期間を大幅に短縮するためのプラットフォームとして活用されています。

また、米国テキサス州の村では、住民の肥満と糖尿病に関連するあらゆるデータを地域のキオスク、コミュニティセンター、薬局、クリニックなどで収集し、治療および予防効果の向上に結びつけています。結果、糖尿病患者に係る医療費が低減するという経済効果が得られています。

(※)PwC Strategy& Precision Medicine Survey 2017

Future Cast™

Future CastTMは、創薬、治療、健康増進に新たな道をもたらす画期的な技術です。AI技術の一種である将来予測能力を介し、製薬企業の専門医の診断・治療選定や患者の健康管理に関するデジタル化などを支援します。

詳細はこちら

Future Cast(TM)

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主要メンバー

船渡 甲太郎

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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増井 郷介

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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髙橋 啓

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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